ダイソーの手作り望遠鏡を作ってみた。-ダイソー サイエンスシリーズ-

ダイソーサイエンス 望遠鏡をつくってみよう! 100円(税別)

近所のダイソーで気になるものを発見。ダイソーサイエンスと呼ばれる子供向けの科学キットシリーズです。

いろいろな種類があったのですが今回はこれをチョイスして買ってみました。

作製に必要なモノ

家に帰って、さぁ作ろうかと 何気なく裏面を見てみると、どうやらハサミやカッターが必要との事。

つまりカッティング作業が必要なわけですな。加工済みで簡単に切り離して組み立てるだけかと思ってたので、多少面倒くさく感じてしまいました。

開封した所、付属品はこれだけ。組み立ての解説書、カッティングが必要な筒の部分にあたる台紙、それからビニール袋にプラスチック製のレンズが入っています。

 

解説書。作り方だけでなく望遠鏡のしくみや種類等が書かれています。

望遠鏡の種類

ここで気付いたのですが、この望遠鏡作成キット、ケプラー式とガリレオ式の両方のタイプの望遠鏡が作成できるとの事です。

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豆知識(解説書より)

ケプラー式・・・凸レンズ2個の組み合わせ。視野広い。上下反転する

ガリレオ式・・・凸レンズと凹レンズ(接眼部)の組み合わせ。視野が狭い。反転しない

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これはすごいかも! ・・・・・そう、そう思ってました。その時までは。

ちなみに裏面はなぜか英語版の解説書になっています。そういう需要があるのか、それとも海外でも発売しているのでしょうか?

作製開始!

では作成していきます。

ハサミを使って台紙から切り抜いていきます。

レンズを付けるために何箇所か円状に切り抜く作業が必要になります。

正直この作業がとても面倒でした。

円状の切り抜いた部分にレンズをテープで固定していきます。

途中過程をすっ飛ばしますが、上記のような事を繰り返し望遠鏡の完成です。

作成までには20分位かかりましたかね。作業時間の半分以上は紙の切り抜き作業に時間を費やした感じです。

ちなみに長い方はケプラー式、短い方はガリレオ式の望遠鏡です。

2つの方式の望遠鏡を試してみよう!

では早速、望遠鏡で見ていきましょう~。

↓動画 ケプラー式(大きい筒の方)

↓動画 ガリレオ式(小さい筒の方)

結果、

全然見えねぇーーーーっ!!!

筒をスライドしてピントを合わせるのも一苦労。

しかも、しかも望遠鏡なのに肉眼で見る方が遥かに大きく見えるってどういう事っ!!?

 

・・・・すみません。ちょっと取り乱しました(笑)

冷静に考えれば100円でまともなレンズも付けられないでしょうし、子供用のおもちゃとして考えればまぁ、これでいいのかも知れません。

一応、ケプラー式ではモノが上下反転して見え、ガリレオ式では反転しないというのは実験で理解できたのですが、望遠鏡という名で販売しているのだから、もうちょっと大きく物が見えると嬉しかったのですね。これでは子供でも完成後ちょっとガックリしちゃうんじゃないんでしょうか・・・・

あと、2種類の方式の望遠鏡が作れるのは嬉しいのですが、そのためにコストが上がるくらいなら、むしろどちらかの方式1個だけにして完成度を高めて欲しかったですね。

今回はちょっとアレな感じの評価でしたが、ダイソーさんにはいつもコスパの良い商品を購入させて頂いていますし、これからも面白い商品の提供し続けて頂けることを期待しています。

”100円だから仕方がないかぁ・・・・”という100円ショップならではの免罪符に溺れないように是非とも頑張って欲しいものです。

って事で、今回はここまで。

 

Author: Naokit

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