ハードオフで発見
ハードオフでゲーム内蔵のジョイスティック型ゲーム機を発見。
よく見てみると2004年頃発売された”Plug it in&Play TV GAMES”というシリーズのゲーム機の様で、なんとナムコ(現バンダイナムコ)のレトロゲームが5種類程内蔵されているとの事。この手のゲーム機はパチものや良く分からないゲームが入っている事が多いですが、これはナムコのロゴも刻印されているライセンス商品ですので安心です。値段は330円とかなりお買い得価格だったので迷わず購入しました。
詳しく見てみる
では、詳細を見ていきましょう。
ジョイスティック部はしっかりとした作りですが経年劣化でかなりサビています。これは今度サビ落としでキレイにした方が良さそうですね。自分はアーケードのジョイスティックにはあまり詳しくないのですが、これもゲームセンターと同等のものが採用されているんですかねぇ?
筐体のサイドには内蔵ゲームのイメージイラストシールが貼られており、なかなか楽しげです。
底面部は電池ボックスとなっています。ネジ止めされており開閉にはドライバーが必要。海外製ゲーム機によくあるタイプですね。
中には単3電池4本が入ったままになっていました。とりあえず液漏れはしてない様で一安心。
テレビとの接続はコンポジットケーブル。音声はステレオでは無くてモノラルですね。
電源が入らない?!
テレビとの接続も終わり、動作確認を兼ねて早速電源を入れて遊んでみましょう。
・・・・ってアレ?電源が入りません・・・。
一応、電池も新品のモノに代えているはずなのですが電源ランプが全く点灯しませんね。おそらくジャンクの理由はコレだったのでしょう。
その後、電池を抜いて電源スイッチ部を数十回スライドさせて様子を見てみると、無事電源が入るようになりました。
どうやら、単純なスイッチ内部の接触不良だったようです。
本来であれば、内部を分解して更にメンテナンスをしようかとも思いましたが、この機種は筐体に貼ってある貴重なシール下に隠しネジが複数箇所あり、分解のためにはこのシールを剥がしたり切らなければならない為、今回は分解は断念しました。
ゲームを遊んでみる
電源を入れるとメニュー画面が表示されました。
では、順番に内蔵ゲームを紹介していきましょう。
パックマン
ギャラクシアン
ラリーX
ディグダグ
ボスコニアン
うーん、ゲームの再現度は悪くないとは思うのですが、一通りゲームをプレイした所なんか難易度がかなり高めのような・・・。
まぁ、自分がヘタなだけかもしれませんがどのゲームも数面をクリアするのがやっとでした。
操作時、ボタン配置が独特なのも気になりました。アクションボタンが左側でジョイスティックが右側と通常のゲーム機と配置が逆のため、ジョイスティック部は右手で操作するのですが、少し違和感がありましたね。またレバーの軸が長めなので上下左右操作時に通常よりも手の移動距離が大きくなり反応が遅れてしまうのも残念。
8方向入力が出来ない
上記の”ボスコニアン”というゲームは今回初めて遊んだのですが、調べてみると本来は移動時に各方向に斜め移動が出来、8方向の移動に対応しているとの事。しかし、この筐体のジョイスティックは軸部に金具が入っているようで、物理的に4方向にしか入力出来ず斜め入力が出来ません。これは致命的ですね。内部の金具を外せば対応する様になるんでしょうかねぇ。
問題点はあるが
上記の様にいくつか問題点はありましたが、玩具としては中々興味が惹かれるものがあります。これもナムコのブランド力でしょうかねぇ。
とりあえず動作も問題なく遊べるようになりましたので大事に使って行こうと思います、今回はここまで。では、また。
追記:ジョイスティックの軸のサビをサビ落とし剤を塗って落としてみました。
(↑ ビフォー)
(↑ アフター)
かなりキレイになりました!!