(小ネタ) レトロ電卓のボタン電池を交換してみた

実家の押入れから発掘

先日、実家の押入れを整理している時にシチズン社の電卓が2個ほど発掘されました。

1個目は

型番がFA-920Nという折り畳み式の10桁電卓。折り畳み式なので液晶もボタンも大きめで使いやすそうです。

ネット上に情報が無かったので詳細は不明ですが、デザインからそれほど古い機種ではないかと思われますのでせいぜい10~20年前ぐらいの平成中期頃の機種でしょうか。

2個目は

型番がDE-53Pという手帳型10桁電卓液晶部の角度が変更でき、手に持って使う時も、卓上に置いて使う時も見やすい角度に調整が出来ます。質感もなかなか良いです。

調べてみると、昭和50年代後半位に発売されたなかなかレトロな機種の様です。特に大きなダメージや汚れもなく割と状態は良いです。

動作確認して問題ないなら使っていきたいところです。

一応、両方の機種とも使えるのだが・・・

動作テストしたところ、どちらの機種も一応使えるのですが、薄暗い場所で使おうとすると、

こんな感じに文字化けしてしまいます。

この2機種はどちらもソーラーバッテリーとボタン電池の両電源で駆動できるタイプなのですが、症状からどちらの機種も内部のボタン電池が消耗していると思われます。

折角なので今回はボタン電池を交換していきす。

使用されている電池はどちらも同じ

さて、分解してそれぞれの使用電池を調べていきます。

FA-920Nの内部。

 

DE-53Pの内部。

 

写真では見えにくいですがどちらのボタン電池も”189”の刻印がありました。

これはつまり国内の規格では”LR1130”の事ですので、

ダイソーでサクッと購入して交換しました。とても簡単ですね。

暗い場所でも安定して使えるようになった

といった感じで、どちらの電卓もソーラーパワー&ボタン電池の両方で駆動できるようになり無事復活しました。

もちろん薄暗い場所で使用しても、途中で文字化けしてバグる事もなくなり安定した状態で動作しています。

無事不具合も解消され、見た目の状態も良好ですので今後も大事に使っていこうと思います。

電卓は100円電卓で十分なのでは?

ここで、今時電卓位ならわざわざ面倒な電池を交換しなくても、その電池代で100円電卓を買った方がいいんじゃない?と思う方もおられるかも知れません。

(100円電卓)

実際、家をちょっと探してみるとダイソーで買った100円電卓が2個ほど既に家にありました。

しかし、これらの電卓はちょっとした計算なら良いのですが、仕事や計算量が多い時にはあまり使う気はしません。

その理由としてはキータッチの感覚が微妙なのもありますが、多くの場合100円電卓は桁数が8桁までしかありません。(300円、500円の電卓なら10桁、12桁のものも最近はあるようです)

まぁ、実際にはそこまで大きな桁数は日常では扱う事は少ないかも知れませんが、やはり心許ないです。

2つ目は、”00”キーの有無です。ちょっといい電卓だとこのキーが付いているので0入力が多い計算の時は重宝します。

ちなみに自分は”2”キーの下に”00”キーがある配置のものが好きです。

後は、入力修正キー(桁下げキー)です。

複数桁の数字を打ち間違えた時にこのキーが無い場合、再度最初から数字を打ち直さなければなりませんが、このキーがあると直前に入力した数字を消去して即座に再入力できますので作業効率が各段にアップします。

以上の理由から、古いとはいえしっかりした基本機能のある今回発掘した機種の方が使いやすいですね

今後も、大事に使っていきたいと思います。では、また。

Author: Naokit

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