ちょっとした不注意
先日、ちょっとした不注意で家の駐車場の壁で愛車のアクアの左サイド後方部を擦(こす)ってしまいました。
しばらく洗車もしてなかったので汚れもあり、写真で見せるのもお見苦しいですがリアドアからタイヤ周りにかけて結構広い範囲に擦り跡がついてしまいました…。少し凹みもありますね。
擦り跡を詳しく観察してみる
擦った直後は出勤前で詳しく症状を確認できなかったので、休日に詳しく擦り跡を観察してみることにしました。
一番ひどい部分はこんな感じ。これはカッコ悪い……..。
リアドア部。これも酷い…..。この擦り跡を見るたびに気分が滅入ってしまいます。今までに細かい車の擦り跡は何度か経験していますが、今回は自分史上最大の擦り跡です。この状態で街を走っているとちょっと恥ずかしいくらいです。
汚れの付着などもありますので、試しに家にあるタオルで何度も拭いてみましたが、擦り跡は全く消えてくれません。
ただ、擦り跡部の表面を触ってみると、それほどザラザラした感触はありません。
幸いキズは浅そう
ザラザラした感触が少ないという事は、キズは浅いという事です。塗装面を越えた深いキズでなければコンパウンドで磨けばどうにかなるかもしれません。
それならばという事で、今回はダメ元でコンパウンドで研磨してみたいと思います。
早速、ホームセンターに行き評判の良さそうなコンパウンドを購入。”細め”、”中細”、”極細”の3種類のコンパウンド剤がセットになっています。
まずは極細目から使用
この手のコンパウンド剤を使用する時は、まず目の細かいものから使用するのが基本。
車のボディ塗装に無駄な負担をかけるので、いきなり粗目のものを使用してはいけません。
極細のコンパウンド剤をタオル等に少量つけて磨いていきましょう。
擦り跡がどんどん消えていく!
まずはリアドアのこの辺の傷から。
キズに対して並行方向に動かして丁寧に時間をかけて磨いていくと…..
なんと、かなり擦り跡が消えました!!
パッと見はあまり分からないほどまでになっています。
多少擦り跡が残っている部分も、一段階上の”中細”のコンパウンド剤に変えて磨けばほとんど跡は消えました。
次はかなり見た目が無残になっているタイヤ周り部。
この辺は”極細”や”中細”コンパウンド剤ではなかなか跡が消えなかったので。一番目の粗い”細目”を使用していきます。
すると、
かなり時間はかかりましたが、こちらも見事に擦り跡が消えました!
ちなみに粗い目のコンパウンドで磨いた後は、逆に徐々に細かい目のコンパウンドで磨き直して表面を滑らかにしておくと仕上がりがキレイになります。
ビフォー&アフター
こんな感じで数時間程時間をかけてコンパウンドで磨いた結果、
↑ビフォー
↑アフター
ここまでキレイになりました。凹みは見る方向によっては分かるのでどうしようもありませんが、1000円以内でほとんど気にならないレベルになったのでかなり満足です。
後注意点ですが、コンパウンドをかけた後は磨いたボディ表面には後でワックスをかけておきましょう。コンパウンドで研磨した後は目に見えない細かい傷がボディについていますのでその表面を保護してやるためです。髭剃り後にぬる化粧水みたいなもんですね。
凹みもこのぐらいならパテで補修してやれば素人でもどうにかなるかもしれません。機会があれば後日挑戦してみたいと思います。