HDMIスプリッターが届いた
先週、格安でHDMIキャプチャーアダプタを購入してレビューしましたが、同時期に買っておいたHDMIスプリッターも届いたのでそちらもレビューしたいと思います。
ちなみにHDMIスプリッターとはいわゆるHDMI端子の分配器で、HDMIセパレータと呼ばれることもあります。
外装はこんな感じ。値段は6ドル位でした。
中に入っているのはこれだけ。本体と給電用のUSBケーブルです。
仕様によると4K(3840*2160)30hzまで対応との事。自分の場合フルHDまで対応していれば十分なので何も問題はないです。
詳しく見てみる
シンプルな機器ですので必要ないかも知れませんが、とりあえず詳しく見てみます。
背面側はHDMIの入力端子と電源供給用のマイクロUSB端子、後は電源確認用の赤色ランプがあります。
サイズはマッチ箱程でかなりコンパクトです。
前面側はHDMIの出力端子が2ポート。後は各端子動作確認用ランプがあるのみ。
説明書の画像ですが、使用時の具体的なイメージはこんな感じ。入力側の信号がそのまま2分配されて2つの機器に出力できます。
HDMIスプリッターの使いどころとは
HDMIスプリッターが必要なケースとしては、単純に2つのモニタに同じ映像を映したい時はもちろんですが、ゲーマーにとってはゲームのプレイ動画をパソコンを使って録画や配信したい時に必須のものとなります。
というのは、ゲーム機の映像出力端子をスプリッターを介せずに直接パソコン側のHDMIキャプチャー機器に取り付けた場合、パソコン側のモニタに表示される映像は少なからず遅延が発生してしまうのです。
遅延の度合いはキャプチャー機器の性能にもよりますがモノによっては数秒の遅延が起こる事もあるので、ゲームの種類によってはまともにプレイできません。そこで、こういった機器を使いゲーム機からの映像をまず2分配し、一つは録画PC側に、もう一つはプレイ画面確認用のテレビ等に繋ぐ(こちら側の表示は遅延無し)といった形になります。
*ちなみに、一般的なゲーム配信を想定したHDMIキャプチャーアダプタにはパススルーという端子を持つものがあり、この端子があるものだとHDMIスプリッターと同じ働きをしますのでHDMIスプリッターは不要です。
接続テストしてみる
今回はFireTV Stickの映像を分配して10インチの小型テレビとPCのHDMIキャプチャーアダプタに繋いでテストしてみます。
ちゃんとテレビ、PCの両方に映像が出力されています。
ちなみにパソコンの方に繋いであるHDMIキャプチャーアダプタは冒頭で話していた、前回のブログでレビューしたものです。
先ほどの静止画像だとパソコン、テレビと同じ映像が映っているように見えますが、
先ほど話したように、実際にはパソコン側の映像の方が自分の環境だとコンマ何秒か程、遅れて表示されています。
今後はゲームプレイ動画録画も試してみたい
今回は特にトラブルもなく、6ドルという低予算でコンパクトなHDMIスプリッターを入手できたので満足でした。前回のHDMIキャプチャーの金額と合わせてもわずか1600円程の低出費で十分なゲーム録画環境を構築できたので嬉しいです。
折角なので今後はこのHDMIスプリッターを活用してゲーム動画録画も積極的に行ってみたいと思いましたが、・・・・よく考えたら人様に見せるほどゲームプレイが上手い訳でもないので、まずはゲームの腕を上げる努力をしていきたいと思いますw
では、今回はこの辺で。