古いHDDの入手が難しくなってきた
以前から修理をして運用している我が家のPC-9821V200ですが、周知の通りかなりのレトロPCのため部品調達がかなり難しい状態です。特に故障しやすいHDD部分は現在はほとんど流通していないIDEと呼ばれる旧規格のもので、更にBIOSの関係上8GBまでのものしか認識できない(←ICCFIX等の容量縮小ツールを使えば一応対応可能)という大きな制限があります。現在使用しているHDDもどうにか動作するものの、最近駆動音に違和感がありいつトラブルが起きてもおかしくない状況になっております。
CFカードで運用する
この問題を解決するためにネット上で良く目にする対応方法は、CF(コンパクトフラッシュ)カードを使用する方法です。今回は8GBを準備しました。
もちろんCFカードはそのままでは物理的に接続できませんので変換アダプタも準備します。このアダプタを使用する事により、CFカードがIDE接続できるようになります。
後はそのアダプタに電源を供給するための電源変換ケーブル。
HDDとの交換作業
では交換作業を行いましょう。現在使用しているこのHDDを取り外し、
CFカードと入れ替えます。
裏面には先程の電源変換ケーブルの接続も忘れずに。
変換アダプタにはIDEのマスター/スレーブ設定を行うジャンパーピンがあります。1-2番のショートでマスター設定、2-3番ショートでスレーブ設定、ジャンパーピン無しでケーブルセレクトになります。今回はマスター設定にしています。
CFカードのフォーマット
後はWindowsの起動ディスク等を使用してCFカードの初期化や領域確保等を行います。
↓ここら辺は以前の記事で同様の事を行っていたので必要な方は以下をどうぞ。
CFリセット問題への対応
とりあえず、HDDのCF置き換えが完了しましたが、このCFカードでの運用には実は欠点があるようで、それが”CFリセット問題”です。簡単に説明するとCFカードで運用している時に突然データが読み出せなくなる事があるという有名な問題です。私Naokitがしばらくの間今回のCF化をためらっていたのもこれが原因でした。
しかし、最近この問題をほぼ解決できるツール”FIXIDECF”がまりも様にて公開されたようなので今回はそれを導入しておきます。
Windows98起動を確認
その後、試しにWindows98SEをインストールした所、無事起動を確認。
一応、興味本位でHDD運用時とCF化後のベンチマークを測定してみました。ベンチマークソフトは当時定番だったHDBENCH。
(↑HDD運用時のベンチマーク)
(↑CF化後のベンチマーク)
うーん、残念ながらベンチ結果はCF化後の方が若干劣る感じですかねぇ。使用するCFカードによっては多少速くなるかもしれませんが、PC-9821シリーズのIDEインターフェースが超低速なPIO規格相当にしか対応していないのでこんなもんでしょう。まぁ、体感的にはほぼ変わり無いといった感じですが。
CF化によるメリット
無事にCF化が完了したPC-9821V200ですが、しばらく使用してみて感じたメリットとしては、
1、HDD動作時のモーター音やカリカリ音が無くなり静音になった。
2、CFカードがコンパクトなため本体内部がスッキリして、かつ本体重量も軽くなった。
3、HDDに比べ耐久性や振動にも強くなった(はず)。
4、今後の部品調達が容易になった
等ですかね。今回のCF化で多少このPC-9821V200も寿命が延びるのではないかと思いますので今後も大事に使って行きたいと思います。
って事で今回はここまで。では、また。


























