ハードオフで発見
先日、ハードオフのジャンクコーナーで110円(税込)のDS Liteを発見。(プライス無しは110円です。)
残念ながらバッテリーが完全に消耗しているのか、店頭では電源投入テストは行えず。店舗による症状コメントも記載がありません。
ただ、今回は自分の持ってないカラーだったのと、110円にしては汚れや破損もなく状態が非常に良かったため購入。
動作確認
購入後、家で充電ケーブルを挿入して充電を試みるも充電ランプは点灯せず。
一瞬、今回は完全にジャンク品かなーと思いましたが、念のため充電池を一度取り外して接点を磨き装着し直すと無事ランプが点灯し、充電が出来るようになりました。どうやら接触が少し悪かったようです。
しばらく充電を行うと電源が入るようになりました。
かなりの尿液晶です。上下とも結構な黄ばみがありますがDSにはよくある持病なのでこれはしようがないし、想定内です。
まぁ、ある意味画面が黄色くなるとブルーライトカット的な効果もあるので目にも優しいですしね(笑)。
その後、ゲームの読み込みを確認し、しばらく遊んでいたのですがかなりの違和感が。
タッチパネルは異常ないのですが、十字キーの下とA、Bボタン等の反応がかなり悪いです。強く押せば反応するのですが普通に押すと数回に一回しか反応しません。
どうやらボタン内部のゴムパッドに何か異常があるようです。これは修理の必要がありそうです。
後、もう一つの不具合。
下画面の液晶の左下部分にわずかに常時白色発光部分があります。真っ白い画面だと目立ちませんが画面によっては気になるかもしれません。
まぁ、これぐらいであればほとんどのゲームではゲーム進行上問題ないと思われますので、この件は今回は修理保留します。
分解してみる
裏カバーを外します。詳しい手順は今回は割愛しますが、分解にはプラスの精密ドライバーとY字ドライバーが必要です。
(↑任天堂ハードの修理を考えている方なら”Y字ドライバー”セットを持っておくと便利です。)
上部のゴムキャップ下に2か所隠しネジもあるので忘れないように外しましょう。
カバーを外すときにL、Rボタンが一緒に外れてしまう場合もありますが、バネや金属の軸の部品を紛失しやすいので注意しましょう。
更に基板を止めている2本のネジを外すと、基板が外れ各ボタン部分にアクセス出来るようになります。
A、B、X、Yの接触端子部分。そこそこ汚れていますね。
方向キーの接触部分。こちらも端子に汚れが見られます。
それぞれの端子部分と、ゴムパッドの部分をエタノール等で磨きます。磨いた後、薄く接点復活剤を塗っておきました。
幸い今回はゴムパッド部分に破損は見られませんでしたが、破れなどが見られる場合は交換が必要です。
快適に動作
上記の清掃を行った後、反応が悪かった各種ボタンは問題なく快適に動作する様になりました。
その後、最高輝度でゲームのデモ映像を流し続けてバッテリーの持続時間テストを行った所、5時間程は持ちましたのでバッテリー自体もまだまだ使えそうです。
今回のDSは予備機として大事に使っていこうと思います。
追記:
その後、数日後画面を確認してみると下画面に黒いライン欠けが発生する様になりました。
液晶自体やはり何か不具合が潜んでいるようですね。そのうちまた格安のジャンク品を発見したら液晶の交換修理行いましょうかねぇ。