コスパ最高のコンパクトPCをまた買ってみた – m75q-2 –

以前買ったコンパクトPCの後継機

1年半程前に、レノボのコンパクトマシンを買ってレビューをした記事を書きましたが、その後継機種もかなり魅力的なマシンでしたので思い切ってポチって見ました。

今回購入した機種は”ThinkCentre M75q-2 Tiny(価格.com限定 プレミアムver)”です。

(このブログ本文を執筆したのは実際には今から数か月前なので、ブログ公開時には仕様・価格が変更されたモデルになっていると思われます。ご了承ください。)

↓以前買った先行機種(ThinkCentre M75q-1 Tiny)の記事はこちら。

レノボのコンパクトPCを買ってみた – m75q-1 –

かなりの高コスパマシン

上記の写真でもわかる通り、手のひらサイズのコンパクトなマシンです。別売りのオプションを買えばモニターの背面のVESAマウントに取り付けも可能な程コンパクトです。場所を取りませんので、PCをいろいろ拡張したい派の人でなければ非常におすすめ。

カスタマイズモデルで最小構成にして購入価格は59290円でした(楽天リーベイツの20%還元を併用しましたので、実質47432円。)人気機種のようで自分の場合納期は1か月半ほどかかりました。

さて、このマシン、コンパクトなルックスからは想像できない程に高性能です。

本体には”Ryzen7 Pro”のステッカー。紛うことなきハイエンド機を象徴する輝かしいロゴですね。

CPU-Zの数値。TDPは35Wとかなりの低発熱&省エネ設計。

以下に購入時の構成のスペックを紹介します。

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CPU: AMD Ryzen 7 Pro 4750GE (3.1GHz)  8コア16スレッド
メモリ:8GB PC4-25600 SODIMM
GPU:Radeon Vega  Graphics
ストレージ: 256GB M.2 2242 NVMe
OS: Windows 10 Home 64bit
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この構成で実質5万円以下は驚愕です。バラで買うとCPUだけでも4万~5万位はすると思います。

先行機種と比較

左が今回購入した機種(M75q-2)。右が先行の機種(M75q-1)です。
大きさはほぼ同じ。重さもほぼ同じようです。
パッと見、前面の赤色のロゴ以外はそっくりですね。
上下に重ねてみたところ。ほぼピッタリ。
前面のレイアウトは電源ボタン等の位置が左右逆になったのと、マイク・イヤホン端子が先行機種では分離していたのに対して、今回の機種では4極プラグ対応の1端子になってます。

付属のACアダプタは65Wタイプ

付属のACアダプタは先行機種と同じ65Wタイプです。
先行機種(M75q-1)の場合は135Wのタイプに変更するとグラフィック性能が大幅に改善されると話題になりましたが、今回の機種では残念ながらそのような事は無いようです。

 

↓先行機種(m75q-1)のACアダプタを交換してパワーアップした記事はこちら。

レノボの極小PCのACアダプタを交換して手軽にスペックアップしてみた – m75q-1 –

SSDとメモリを増設

初期の装備でも十分使えるのですが、

とりあえず500GBのSSDと、
メモリを増設して16GBにしておきました。

初期設定が終わったら早速ベンチ

新機種を買ったらまずはベンチでしょう。この機種の各種ベンチを公表している人は沢山いますが改めて計測。
以下のベンチはメモリを16GBに増設した状態での結果です。ゲームのベンチ結果等は標準の8GBだと数値が低くなる可能性があります。
Crystal Disk Mark
(標準搭載の256GB M.2 (NVMe))
NVMeタイプのM.2としてはまずまずの速度。一般的なSSDの5倍~6倍程度の速さですね。
先行機種のm75q-1に標準搭載されていたM.2と比較するとだいぶスコアが良くなっています。
CINEBENCH R20
スコアは驚異の4047
先行機種のm75q-1では1652でしたので軽く2.5倍近くのスコアです。
目安として一般的な用途の場合、スコアが”500以上でそこそこ使えるレベル”、”1000以上ならかなり快適に使えるレベル”と言われていますのでこの数値がどれだけすごいか想像していただけるのではないでしょうか。(ver R20のスコアの場合)
優秀すぎますね。
ドラゴンクエストXベンチマーク
1920*1080のフルHD表示、標準画質設定でスコアは14055。”すごく快適”判定です。
この機種はCPU内蔵のGPUですが、軽い3Dゲームなら全く問題なく動作しそうです。
ファイナルファンタジー15ベンチマーク
定番の激重ベンチマークソフト。
さすがに1920*1080のフルHD表示、標準品質設定ではスコアは2167で”重い”判定ですが、
解像度を1280*720、標準品質の設定に下げるとスコアは3460で”普通”判定でした。
快適とはいかないまでも、内蔵GPUで品質を下げればどうにかFF15が遊べそうなレベルになるとは・・・・時代の進化は凄いですね。この結果を見ると内蔵GPUの印象も以前とはだいぶ変わります。

マイPC環境が更に快適に

今回の思い切った買い替えで、自分のPC環境はさらに快適になりました。
教育用途等で最低限の性能のパソコンを買い与えてしまい、動作が遅くまともに使えないため子供達がパソコンと疎遠になったという話もよく聞きますが、やはりパソコンは速度が正義です
快適なパソコン環境で快適なパソコンライフを楽しまない限り、決してパソコンに興味は持てないと思います。
今後IT技術はますます発展していくと思いますので、子供達が技術的に世界から取り残されないようなるべく良い環境を提供して欲しいものです。
皆様もぜひ快適なパソコンライフを堪能してください。
では、今回はここまで。

追記(メインメモリ8GBのベンチ結果)

メインメモリ8GBの状態の各ゲームのベンチマーク結果も調べてみました。

やはり本文中の16GBの状態に比べてスコアは伸び悩むようです。

ドラゴンクエストXベンチマーク

1920*1080のフルHD表示、標準画質設定でスコアは8484。評価はワンランク下の”とても快適”判定です。

ファイナルファンタジー15ベンチマーク

解像度1280*720、標準品質の設定でスコアは2025。”重い”判定でした。

内蔵GPUで少しでも快適にゲームを楽しむなら素直にメモリは増設しておいたほうが良さそうですね。

Author: Naokit

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