エミュレータ上でスーパーマリオの9-1を再現してみた

禁断のバグ技9-1

数年前にブログネタにしたスーパーマリオの9-1のバグ技。このバグ技は本来存在しないステージをバグを使い無理やり出現させるというもので、当時あるムック本で任意で発生させる方法が突然公開され全国各地で大反響を呼びました。

ファミリーベーシックでスーパーマリオの9-1を任意で出現させてみた

↑以前、このブログで公開した記事

しかし、この技は任天堂公式からも”禁断の技”として非推奨にされていました。その理由はこのバク技を発生させるためには、電源を入れたままカートリッジを抜き差しするというタブーな行為が必要となるため、場合によってはファミコンが故障してしまうという問題があるからでした。

特殊な機能を持つブラウザエミュが公開された

興味本位からこのバグ技を試してみたいが、実機のファミコンが壊れるのは怖い。

そんな葛藤やジレンマを長い間抱えてきたわけですが、先日とある素晴らしいエミュレータを発見しました。

https://goroman.github.io/cluade-famicom-emu/

(↑サイトのスクリーンショット)

↑そのサイトがこちらです。ブラウザ上でファミコンのエミュレータが動作できるサイトです。

このエミュレータの凄い所は、画面上部を見れば分かってもらえると思います。

写真では見づらいかもしれませんが、一般的なエミュレータには存在しないであろうカートリッジの各端子の接触具合が表示されており、任意にカートリッジを回転させて斜めに挿した状態を再現できるようになっています。もちろん、後述する電源を入れたままカートリッジを抜くという行為も再現できます。エミュレータ上なら実機の様な故障も起こりませんので、これは面白い。

昔、子供の頃ゲームカートリッジが上手く挿せておらず接触不良を起こして画面がバグり何度も挿し直すという行為を行った事が、何度かあったとは思いますがそれが再び体験できるのは胸アツですよね。作者様ありがとうございます。

↑また、今では唾液等により端子の腐食が進行する危険性があるため非推奨とされているカートリッジの端子部分をフーフーする行為も疑似的に再現されていますw(内部的にはランダムで非接触端子をいくつか発生させているようです)

ちなみに今回は記事では触れませんが、CPUの動作クロックを自由に変更したり、キーボードのDを押すとデバックモードになり色々と解析を行ったりも出来るようです。

サンプルゲームも少し遊んでみる

さて、早速スーパーマリオの9-1のバグ技を試してみようと思いましたが、その前にエミュレータを起動したときにあらかじめサンプルで読み込まれているオリジナルのゲーム(狩人行動)を少し遊んでみましょう。

結論から言うと、中身は結構レトロなグラフィックのアクションゲームでした。タイトル画面のグラフィックはえらく気合が入っていたのでやや肩透かしを食らった感じでしたが、まぁ今後改善予定なのでしょうかね。

後、このエミュレータはブログ執筆現時点ではコントローラ非対応の様だったのでこれも改善してくれると嬉しい。

いよいよ9-1を試す

さて、いよいよ9-1をエミュレータ上で再現してみましょう。前提として吸い出し機等であらかじめ実機カートリッジの内容をPCでファイル化しておく必要があります。

まずは左上の”ROMを開く”ボタンからスーパーマリオのROMデータを読み込み。当たり前かもしれませんが普通に起動しました。

次に上部の”カセット入替”ボタンを押すとメニューが開くので、今回は”まるごと入替”を選択しテニスのROMデータを選択。

これで電源を入れたままカートリッジを引っこ抜いて入れ替える作業を再現しているわけですね。

画面がバグっていると思うので、上部の”リセット”ボタンを押します。

 

リセットすると普通にテニスの画面が表示され、ゲーム画面が遊べると思うのでしばらくゲームをプレイする。

(ここでプレイヤーが歩いた歩数が後でスーパーマリオ上で出現するステージ数に関係します)

しばらくテニスを遊んだら、先ほどと同様に”カセット入替”ボタンでスーパーマリオのROMデータに入れ替えます。

 

スーパーマリオのROMデータに入れ替えた後、”リセットボタン”を押しスーパーマリオのタイトル画面でAボタン(エミュレータ上ではキーボードのXx)を押しながらゲームスタート。すると、スーパーマリオで本来存在しないバグ面をプレイできます。今回はP-1のステージになりました。

遂に9-1をエミュレータ上で再現!

何度か試行錯誤を繰り返して、ついにお目当ての9-1のバグ面の再現に成功しました!

やはりこのネオンカラーのバグ面はインパクトありますし、映(ば)えますよねぇ。相変わらずバグ面なので実機と同じく途中でフリーズが頻発したりして不安定な動作ですが、それもある意味しっかり再現できているのでそれはそれで満足ですw

今後に期待

この後、接触不良によるドラクエ3の冒険の書が消えるシーンや、冒険の書がバグるリセット技等も再現してみたかったのですが、残念ながらブログ執筆時点ではマッパー等が未対応なのかドラクエ3はそもそも起動する事が出来ませんでした。今後のバージョンアップでより多くのROMに対応する事や先述したコントローラ対応に期待したいところです。

ともあれ、この様な実機では故障の危険性がある少々マゾ的なバグ技をエミュレータで気軽に再現できる事には十分に意義があり、罪悪感なく何度もチャレンジできるのは精神安定上とても良いです。こういう知的好奇心をくすぐる個性的なエミュレータが増えていくと面白いですね。

って事で今回はここまで。では、また。

Author: Naokit

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