壊れたHDDの使い道
我が家にはCrystal Disk Info等でエラーが検知される、壊れかけたHDDが何台かあります。
定期的に破棄はしているのですが、何かのブログネタにでもならないかとしばらく放置していました。
そういえば内部の強力磁石を取り出すためにHDD分解ネタとかもだいぶ前にやったなぁ。
10年以上前に流行ったネタ
という事で、新たなHDDネタは何かないかなぁと職場の人に話していたら、”それなら以前に流行ったHDDスピーカーをつくってみたら?”という助言を頂き、今回はそれを早速試すことになりました。
HDDのスピーカー化は実は10年以上前に一部界隈で流行っていたようですが、自分は当時あまりその事は知らず完全にスルーしていました。
個人的にもHDDをスピーカーにする事に対する、知的好奇心や音質等も気になったので完成が楽しみです。
HDD分解
まずはHDDの分解。分解にはトルクスドライバーが必要です。
この機種の場合はシールの下にも隠しネジがありましたので忘れないように外しましょう。
はい、上蓋が外せました。ちなみにレコードの針に相当するような部品が後述する磁気ヘッドです。
相変わらずディスク部の埃一つない輝きが美しい。
次に裏面の基板を外します。とりあえず分解はここまででOK。
磁気ヘッドの配線を探る
次に磁気ヘッドの配線を探っていく必要があります。
この様な電池ボックスを準備。
HDD裏面の基板との接点部分のピンに、先ほどのプラス極とマイナス極を色々な組み合わせで接触させ、表面の磁気ヘッドがわずかに動くピンの組み合わせを探っていきます。
このHDDの場合はこの2つのピンが該当しました。(大抵のHDDでは、端の方に該当するピンがある事が多いようです。)
配線していく
磁気ヘッド(のコイル部分)に繋がるピンが見つかった後はこの2つのピンに適当な長さの配線ケーブルをそれぞれハンダ付けしていきます。
ハンダ付けした後は、ショート防止と配線保護のため出来ればホットボンド等で固定しましょう。
ここまでの作業が終わればこんな感じになります。
アンプを準備する
実は先ほどの配線ケーブルに音声信号を直接繋いで流せば、理論上はもうHDDから音が出る状態になっているのですが、如何せん信号が弱すぎるので蚊の鳴くような音しか出せません。
そこでより実用性を増すため、アンプを繋いで音声信号を増幅していきます。
今回、用意したのは12Vタイプの簡易モノラルアンプ。Aliexpressで数百円程で購入しました。
このアンプの音声出力端子部分に先ほどのHDDからの配線ケーブルを接続します。極性は特にありませんのでそれぞれ左右気にせず繋いでください。
ここまで完成するとこんな感じ。
次にアンプの電源入力部に12Vの電源を繋ぎます。適当なACアダプタをハードオフで探してこようかなとも思いましたが、今回はとりあえず安定化電源を使用しました。当然ですがこちらは極性がありますので注意してください。
最後にアンプ基板をHDDに適当な位置でネジ止めして固定しました。とりあえず、これで完成ですね~。
音楽を聴いてみる
では、いよいよ音源を繋いで音楽を聴いてみましょう。
※↓ちなみに今回の動画の音楽は以下の著作権フリー音源を使用させて頂きました。作者様ありがとうございます。
https://www.youtube.com/watch?v=nueSpQLBdJ8
ボリュームを上げていくと・・・・おー、十分な音量で音楽が聞こえます。音質はもっと悪いのかと想像していましたが、思ったより聞き取れますね。もちろん一般的なスピーカーと比べれば全然ダメダメですが、HDDで音が出せることにまずは感動です。
音量は上げ過ぎると、盛大に音割れしますのでボリューム加減には注意が必要ですね。
ちなみに音はこの磁気ヘッドのアーム部分から出ています。指で触ると振動が伝わってきます。つまりこの磁気ヘッドのアーム部分が一般的なスピーカーのコーン部分の役割をしている訳です。
あと音が出ている原理ですが、HDDの磁気ヘッドはそもそもコイルと磁石で動作制御されているので原理上はスピーカーとよく似ているからなんですね。
なかなか面白い
今回は知的好奇心が満たされなかなか良い経験が出来ました。また、壊れたHDDもネタになり一石二鳥でした。
今後も何か面白いネタがあれば試してみたいと思います。
って事で、今回はここまで。では、また。



























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