(小ネタ)ツインファミコンの独自機能を調べてみた

ツインファミコンの独自ギミック

ツインファミコンの”カセット/ディスク切り替えスイッチ”(以下”切り替えスイッチ”)にはちょと特殊な独自のギミックが仕組まれており、以前の分解修理する際に初めてその機能の仕組みが分かったので一応小ネタとして取り上げたいと思います。すみません、なにぶんネタ不足なものでw

独自機能の詳細

その独自機能とは、この”切り替えスイッチ”には以下のようないくつかの誤作動防止機能が付いており、

 

①ディスク側にスライドしている時 → カセット差込部のシャッターが閉じ物理的にROMカセットが挿し込めなくなる。

②ROMカセットを挿入している時 → 物理的に”切り替えスイッチ”がディスク側にスライド出来なくなる。

③ディスクカード読み書き時(読み書きランプ点灯中のみ) → ”切り替えスイッチ”をカセット側にスライド出来なくなる。

といった感じです。

このうち①番と②番の機能に関しては小学生の頃から何となく感覚で内部構造が予測出来ていたのですが、③の機能に関しては仕組みが長年謎だったので今回の機会に詳しく調べてみる事にしました。

”切り替えスイッチ”部の構造

って事で、”切り替えスイッチ”がある上蓋の内部裏側はこんな感じ。

該当する”切り替えスイッチ”部分を拡大して見てみると、

はい。これが①と②の機能の仕組みです。

”切り替えスイッチ”をスライドする事により上図の矢印部分の部品が突出し、ROMカートリッジのシャッター部の開閉を抑制したり、逆に既にROMカセットが挿入されている時はこの矢印の部分がROMカセットに物理的に干渉し、ディスク側に切り替えできなくなるという仕組みです。これは小学生でもわかる仕組みですが、良く考えられて出来ていますね。

ソレノイドが使用されていた

さて、昔から気になっていた③番の機能の仕組み。

その秘密はこのソレノイドと呼ばれる部品でした。これは電磁石を利用した電子パーツで電流が流れた時に磁力を利用し、押す・引く等の動作を行わせる部品です。

この部品が、

ディスクカード時の読み書き時に電流が流れ動作すると、上図の様に金属の棒が飛び出しています。この金属の棒が出ている時、つまりディスクカードの読み書き時には、”切り替えスイッチ”裏面の部品に干渉し最後までスライド出来なくなる仕組みになっている様です。

そういえばディスク読み込み時にディスクドライブの駆動音以外に、この部品付近から”カチッ!”とか”カシャッ!”という音が聞こえていたのは、このソレノイドの動作音だったんですね。なるほど、納得。これで30年以上前の時からの長年の自分の中での謎が解決しました。こういう仕組みだったのかぁ~。

長年の謎が解けて

大人になると忙しさで子どもの頃のような探求心が薄れていくことがありますが、今回のように物事の仕組み等がパッと分かった時の感動は大人になっても嬉しいものです。

オッサンになって久しいですが、今後もなるべく子どもの頃のような探求心を忘れずに邁進していきたいと思います。

って事で、今回はここまで。では、また。

Author: Naokit

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