ファミコン用USB電源ケーブル
私Naokitはかなり前にファミコンをUSBから電源を供給して使用する記事をいくつか書いたことがあります。
↑ まず最初は昇圧コンバータを使用し、USBの5Vから10Vへ昇圧する専用USBケーブルを作成する方法。
そして、もう一つはファミコン内部は元々5Vで駆動しているので直接内部の回路にUSBケーブルをダイレクトに接続するという方法。こちらはファミコン内部をいろいろいじくり回すのでちょっと電子工作初心者の方にはお勧めできない方法ですかね。
どちらの方法も一長一短あるのですが、今回は最初の昇圧コンバータを使用する方法の改良版を作成したいと思います。
昇圧コンバータ使用ケーブルの欠点
こちらが以前作成した昇圧コンバータを使用したケーブルなのですが、
単純にこの昇圧コンバータの回路部分が出っ張っているため取り回しする際に邪魔になるのです。またケーブルの接続部分は普段テープなどで保護しているのですが、経年劣化等で断線しやすくなる可能性があります。
まぁ、その点に目をつむりながら数年使用してきたのですが、先日ネット上でとあるものを発見。
ネット上で使えそうなケーブルを発見
それがこのUSB9V昇圧ケーブルです。ファミコンの純正ACアダプタは正確には10V仕様なのですが、互換品のACアダプタでは普通に9V仕様のものも出回っており1Vの差程度なら特に問題なく動作するようです。
(↑購入時は9V用と12V用を間違えないように注意)
名前の通り、USB端子の先端部分の内部に昇圧コンバータを内蔵しており、先程邪魔になっていた回路部分がすっぽりこの中に搭載されている感じですね。これは便利。
極性変更が必要
このケーブル実は注意がありまして、出力プラグ端子の極性が”センタープラス”になっており、そのままではファミコンでは使用できません。ファミコンは”センターマイナス”の特殊仕様なので極性を変更してやる必要があります。ここで楽をしたい人は単純に極性変換プラグを探して購入しても良いのですが、自分はなるべく家にある部品でどうにかしたいタイプなので別の方法を。
って事で、家に何本か転がっていた外径5.5mm内径2.1mmのケーブルを準備しました。
ケーブルの先端の銅線部に厚みを持たせるため、適当にハンダをたっぷり盛っていきます。
次に伸縮チューブを準備し、
適当な長さに切って、あらかじめ先ほどのケーブルに通しておきます。
そして黒い側のケーブル(負極側)の先端部分をUSB9V昇圧ケーブルのプラグの正極側に挿し込みます。(正極と負極を反転させるため)先ほどハンダを盛っていたのは厚みを出してこのケーブルを抜けにくくする&内部で接触を良くするためだったのです。
後は伸縮チューブをグッと奥まで挿し込み、
ドライヤーの熱でケーブルを縮ませケーブルを固定します。ちなみに赤いケーブル側はプラグの負極側にしっかり密着する様にしてください。
って事でケーブルの完成です。うーん、以前のケーブルに比べてだいぶ取り回ししやすそうですね。接続部も伸縮チューブでしっかりと固定されているため、断線の心配はかなり少なそうでいい感じです。まぁ、こんな面倒な事をしなくても プラグ側の線をぶった切ってケーブル同士を直接接続すればもっと簡単なのでしょうが、自分の場合 後で簡単に原状回復出来る方法が好きなので今回はこの方法を選択しました。
動作テスト
完成後テスターでチェック。ちゃんとセンターマイナス仕様に極性変更出来ており、電圧は約9.2V程出ています。バッチリですね。
後は実機でテストしていきましょう。
では、久々にファミコンを準備。
はい。バッチリ動作しました。ドラクエ3等のバッテリーバックアップ対応のROM等でも特にトラブルなくセーブ出来ました。
続いて、スーファミでもテスト。こちらもバッチリです。
これでファミコンで遊ぶ時もスーファミで遊ぶ時も純正のデカいACアダプタを準備しなくて良いので便利ですね。以前の断線しやすそうなケーブルに比べてしっかりしているので取り回しも楽になり大満足です。
って事で今回はここまで。では、また。

































