ハードオフで発見
ハードオフにて、お得そうなジャンクPCを発見。値段は5500円とジャンク品にしては微妙な値段ですが、
ラベル表記はこんな感じ。CPUが”Ryzen7 1700”、メモリ8GB、MBがブログ執筆時点ではまだまだ現役のCPU(Ryzen 5000シリーズ)にも対応するB450のチップセットと値段の割にはなかなか魅力的なスペックです。
後は、この値段で動作するのであれば十分お得でしょう。
詳しく見ていく
って事で購入。
全体はこんな感じ。ATXサイズのケースです。前面にはスーパーマルチドライブが2基搭載。
背面にはグラフィックボード(以下グラボ)と下部にはファン制御用のボリュームが取り付けられています。
分解して内部も確認
では、軽く清掃をしながら、内部を見ていきます。Micro ATXサイズのマザーボードなので基板はかなりコンパクトで、やや スカスカ状態。
お、CPUクーラーは簡易水冷式ですね。自分は空冷式のファンしか使った事無いので多少興味はありますが、水冷式は寿命が短く冷却液が漏れると厄介な事になるようなので個人的にはあまり積極的に使いたくありませんが・・・。
電源は恵安(KEIAN)の550Wモデル。Platinum認定シールが貼られていますが、斜めになっていてちょっと怪しいw
搭載されていたグラボを一旦取り外し。プライスの表記からGeForce 8600 GTだと思われますが、この商品はかなり前の2007年頃発売のモノと思われるので、CPUのRyzen7 1700の世代(2017年頃)と明らかに違うのが気になります。なんとも不自然なアンバランスな構成です。
おそらく、前オーナーがこの本体を売りに来る時に使用していたグラボを取り外し適当に家に余っていたグラボにでも差し替えたのではないかと思われます。
それにしても、この黄色い”Let’s game”というダサダサなカバーがなんか笑えますな。
後はちょっと用途の分からないボードも挿されていました。SATA端子が裏に4つあり、単なるSATA端子増設カードかとも思いましたが、
boot設定を変更できるスイッチも搭載されていますので、SATA機器の起動関連のモードを切り替えたりも出来たりするんですかね。ちょっと良く分かりません。
動作確認
では電源を繋いで動作確認をしていきましょう。
お、BIOS(UEFI)の画面は無事表示されましたね。CPUもメモリもプライスの表記通り認識しています。
しばらく設定を確認していましたが、その間特に異常や異音等もありませんでした。
Windowsをインストール
では、Windowsをインストールしてみましょう。このPCにはストレージは取り外されていましたので、どこの家にも数個は余っていると思われるM.2(512GB)を準備w
このPCにはM.2スロットが1スロットありますので、早速取付け。もはや起動ドライブはM.2以外は考えられないですよね。
って事で、Windowsインストール開始。今回のRyzen7 1700は残念ながらWindows11未対応のCPUなので、今回はWindows10をインストールします。
(ブログ執筆時点ではまだWindows10のサポート期限内でした。)
おそらく前オーナーもWindows10を使用していたと思われるので、デジタルライセンスキーを試すため、ここでのプロダクトキーはあえて”プロダクトキーがありません”を選択してインストール続行。
はい。無事にWindows10もインストール完了しました。
その後ネットワークに繋ぎ、ライセンス認証を行うと無事ライセンス認証が通りました!
やりました!これが通れば今後Windows11対応のCPUに交換を行ってWindows11を改めてアップデートする際にそのままライセンスを引き継げる可能性があります。これは有り難い。
一応ベンチマーク
無事Windowsも導入出来たので、この手の恒例の儀式としてベンチマークでも行ってみましょう。
まずは主にCPUの能力を測るCineBench R23。
マルチ8107、シングル945と今でもまずまず通用するスペックです。8年前発売のCPUとはいえ、”腐ってもRyzen7”と言った所です。
続いて、軽めの定番3Dゲーム用ベンチであるDQ Xベンチ。
結果は2277のやや重い判定。これは明らかにグラボが非力なのが原因ですね。18年ほど前のGeForce 8600 GTにはちょっと荷が重すぎましたねw
ちなみに高負荷時のCPUの最高温度は51℃でした。さすがの水冷式ファンですね。
今後改造予定
って事で、ジャンク品ながら無事にある程度PCとして復活しました。
せっかく無事に動作しましたので、今後は家に余っているいくつかの部品と換装して更なる性能向上&改造を目指したいと思います。
その際はまたブログネタとして記事にする予定です。
って事で、今回はここまで。では、また。
































