故障中のPS3
我が家にはPS3が数台ありますが、そのうちの1台はBDドライブが故障しています。
このままでもダウンロードソフト等では遊べますし、先述した通り他にも数台所有しているので無理に直さず長年放置していましたがブログネタ不足のため倉庫から引っ張り出してきて直してみる事にしました。
*今回使用するのはスリム型のモデルで型番は”CECH-2500A”です。
まずは分解
本体を裏返し、分解を開始しましょう。
今回は具体的な分解方法は割愛しますが、気になる方はググって見てください。
ちなみにPS3を分解する際は特殊なネジ(トルクスネジ)が採用されていますので、専用のドライバーを準備しましょう。
上蓋を取るとこんな感じ。ファンとBDドライブが見えますね。
次は背面のユニットを取り外すために、左側奥のこの電源ケーブルを抜きましょう。
背面ユニットを持ち上げ取り外します。これでBDドライブのケーブルにアクセスできるようになります。
BDドライブから下部のメイン基板に3本のフラットケーブルが繋がっていますので外していきます。
外せました。これでBDドライブが持ち上げられます。
持ち上げた際にBDドライブ底面中央部辺りにもフラットケーブルが潜んでいます。かなり外しにくいですが注意して取り外しましょう。
取り出したBDドライブ部。
ちなみにBDドライブ部を外した状態でもPS3はエラー等は出ず起動可能。このままダウンロード専用のPS5 Digital Editionのモデルの様に軽量なドライブレス機として運用しても良いかも知れませんね。
BDドライブを分解する
次に取り出したBDドライブを分解していきます。
ケーブル部を固定しているプレートを外します。
裏側を覆っている金属プレートを外すとプラスチックの蓋が外せて内部にアクセスできます。
更に分解を進めて、これでやっと内部のドライブユニットに辿り着きました。
やっとドライブユニットが取り出せました。
この後、ダメ元でピックアップレンズ部分を無水エタノールで磨いて組み直してみましたが、ディスクは認識せず。残念ながらピックアップレンズの汚れなどでは無く、故障している事は間違いなさそうです。
交換が必要なのでドライブユニットの型番を確認。PS3用のドライブユニットは数種類あるようですが、我が家のPS3は”KEM-450DAA”と言うものでした。
ドライブユニットを交換したが・・・
って事で、フリマサイトで交換用のドライブユニットを調達。
各種フラットケーブルは元のドライブユニットから移植します。
ちなみに今回は3000円程で購入しましたが、何とも微妙な値段・・・・。以前、ゲオセールでPS3の完動品を同程度の価格で購入した事を考えると何とも微妙な値段。まぁ、ブログネタのためです
上記と逆の手順で新しいドライブユニットを取り付けて交換します。
ディスクを認識しない?
って事で、その後本体を組み直して動作確認をしてみた所、ディスクの回転音はするようになったのですが、残念ながらディスクは認識しませんでした。何度か出し入れしても全く反応が無く、DVDやCDも試しましたがいずれも認識しません。
ネットで情報を集めてみても初期型のPS3の場合はドライブユニット交換時は、コントロール基板も交換しないと認識しないという情報は見つけたのですが、この型番のドライブユニットにはそれに該当するコントロール基板は見つかりませんでした。
もちろん配線も何度もチェックしたのですが改善せず。フラットケーブルも異常は無い様なので、これってもしかして交換用ドライブユニットの不良かPS3側のメイン基板側の故障だったのでしょうかねぇ?
何か情報をお持ちの方はアドバイスお願いします。
ちょっと残念な結果でしたが今回はここまで、ではまた。