中華サイトで激安アンプを購入
中華サイトで購入した激安アンプが届きました。
もう慣れっこですが、とても新品とは思えないほど箱にダメージが。中華運送業者の方は相変わらずのパワフル作業ですなw
箱の中身を確認
国内便ならともかく、中華からの国際便の場合は内部製品に問題がなければとりあえずOKの精神です。説明書がグシャグシャになっているのには笑いましたが、本体・リモコンは外見上は特に問題なし。
今回購入したアンプは(表記に偽りがなければ)300W+300Wとかなりの大出力アンプとの事。
かなり怪しい。
電源プラグ形状は海外用の特殊仕様(TypeCプラグ)なので、
100均で見つけた変換プラグを使用してタイプAに変更しました。
一応、簡単な機能説明。
前面にはUSB・SDカード挿入端子があり各ストレージ内のMP3ファイルの再生が可能。
他にはマイク入力端子が2系統、他はBluetooth レシーバー、FMチューナー機能が搭載されています。
裏面はFMアンテナ、コンポジット入力とスピーカー接続端子、直流電源入力用の12VDCプラグ端子もあります。
ちなみに値段は24ドルぐらいで購入時のレートでは2500円程でした。
音が出ない!?
前にハードオフで買ったビクターのお気に入りのウッドコーンスピーカーを接続し、コンセントに電源を繋ぎます。
ちなみにスピーカーはインピーダンスが4Ω~16Ωのものまで幅広く対応しています。
無事電源が入りました。一通りの操作が出来る事を確認したので、
適当な音楽が入ったUSBメモリを本体に挿し再生してみます。
・
・
・
・・・・・が、なぜか音が一向に出ません。”これはもしかしたら初期不良か?”と思いながらその後、早速分解する等して内部をいろいろ確認するも特におかしな点は見当たらず原因は不明のまま。
原因は単純な事だった
正直ちょっとお手上げ状態になり、中国への返品も面倒だったので破棄してやろうかとも考えていたのですが、ダメ元でハードオフ仲間である友人のsetsuhiwa(現プンソン)氏に診断を依頼。
預けた数時間後、原因が判明。話を聞くとコンセント側から電源を供給すると確かに音は出ないが、12Vの直流電源プラグ端子側に別途アダプタを使用して電源供給すると問題なく音が出ているとの事。
結論から言うと、どうやらこの機器は交流電源使用時だと220Vでないと正常動作しないようです。日本は100Vなので電圧不足で当然正常動作しません。
自分がこの単純なミスに気付かずに勘違いした理由は、機器の交流電源の仕様に書かれているこの表記。
私、Naokitはこの”~220V”という表記を見て、てっきり各国の電圧に対応(マルチボルテージ対応)したACアダプタの様な”220Vまでの交流電源入力に対応している”という意味で思い込んでいました。(まぁ、本当のマルチボルテージ製品なら中途半端な220Vまででは無く240Vまで対応している事が多いですが)
どうやらこの”~”は”何々まで”の意味ではなく単純な”交流電源”を示す記号だったようです。
本来、交流電源を示す記号なら〇の中に”~”を書くのが正しい表記だと思いますが、海外ではこういう書き方をするんですかね? だとすると紛らわしすぎです。
(ちなみに周波数が60Hz地域で50Hz機器を使うことにも問題があるのかとも思いましたが、ネット上の情報を調べてみるとアンプ機器において使用周波数違いは(諸説ありますが)使用上ほとんど影響はないとの事です)
直流12Vアダプタを準備
・・・って事で変圧器は家に無いので直接コンセントからの電源供給は諦め、別途12VのACアダプタ電源を準備します。
2000円位で普通にネットで購入しても良かったのですが、とりあえず今回は以前にジャンクのWii用ACアダプタを汎用ACアダプタに改造した時に作成した汎用12Vアダプタを使用します。まさかこんなところで役に立つとは・・・・。
幸いプラグ形状(外径5.5mm、内径2.1mm)も極性もそのまま使えます。
このアダプタの容量は3.7Aとこの機器推奨の5Aよりはやや少ないですが、余程の大音量で長時間使用でもしない限りまず問題はないでしょう。
このアダプタを使用することにより無事、スピーカーから音が出るようになりました。
音もなかなか良いですね。
もちろんリモコンによる操作も快適。スマホからのBluetooth入力も問題なく対応できました。
先述しましたが、300W+300Wの大容量のアンプ(表記に偽りが無ければ)なので今後ハードオフ等でより大容量のスピーカーを購入した時はそちらに繋いで高音質を楽しみたいと思います。
ではまた。