来たるべき災害への備え
近年は日本全国で様々な災害が発生し、不安な日々も少なくはありませんでした。
もう災害についてはどこで起こってもおかしくないので、日常から ”対岸の火事” の意識ではなく、”明日は我が身” の心構えが必要ですね。備えあれば憂いなしです。
という事で、今回はハードオフでジャンクのラジオを買ってみました。
値段は税別500円。コメントを見る限り問題なく使えそうです。
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前面には時計とLEDライト及び各種ボタン・ダイヤル等があります。
また、外部入力のライン端子もありアンプとしても使えるようです。
裏面には”YE-2800”という型番と共に”〇年〇組 名前○○”等と記入する欄が。
気になったので調べてみると、このラジオは学校の教材用の組み立てキットラジオの様です。
そういえば自分も中学時代に”技術”の時間でラジオを作った事がありました。懐かしい。
裏面には手回し発電のハンドルが。これを買った理由はズバリこれです。
もしもの災害で停電等が起これば、電源の調達に苦労するのでこの手回し発電機能は便利です。
USB充電ポートもあります。手回し発電した電気でスマホ等の充電も可能なようです。
一応、スマホへの充電機能も動作確認しました。ただ、当然ですが充電を1%するだけでもかなりの時間がかかります。あくまで緊急用ですね。
本命のラジオ機能です。受信感度も特に良いわけではありませんが、普通にラジオが聴けます。
あと、意外だったのがラジオのチューニング方式がアナログ方式のタイプではなくデジタル方式でした。
教材用にしてはコストかけてますねぇ。
デジタル方式の為、特定の周波数にぴったりチューニングが出来るのはとても便利です。
ただ、この機種のチューニングダイヤルの感度が非常に過敏で、ちょっとダイヤルを回しただけで周波数が一気に変化するのでややチューニングしづらい印象。もう少し動作に遊びが欲しいですね。
ちなみに、乾電池運用ももちろん可能。単3電池3本が必要です。
上部のバッテリーチェック機能のボタンを押すと乾電池のおおよその残量も分かります。
ただ、あくまで乾電池残量のみで発電用の電池残量等は分かりません。
まぁ、分解してみますか
使用に全く問題は無いのですが、清掃も兼ねて、一応分解してみます。
手回し発電ハンドルのある背面のカバー部を外し、中を見てみます。
特にホコリなども無くキレイです。
内部の基盤を取り外した所。
こちらもキレイですね。上部の方にあるちょっと大きめのコンデンサは手回し発電機能の蓄電用でしょうか?
容量は不明です。これをより大容量のコンデンサに変更すれば、運用時間も伸びるのでしょうかねぇ。よく分かりません。
他は特に弄ったり直したりする所も無かったので、今回はそのまま蓋を閉めて組み直しましたが、それはそれでちょっと残念な感じでした(笑)
私は中学生なのですが
今技術の授業でこれの最新版のラジオを作っています。
まだ製作途中で画像はありませんが、一番最新のエコキューブラジオ3には、blue tooth が対応しています。是非一度調べて見てください。
実はこれ右下のスイッチを切り替えて(Battery⇔Dynamoのやつ)
ラジオのスイッチを入れると上部のバッテリーチェッカーのテスト先が切り替えられるっていう