(小ネタ)懐かしの地球ゴマを買ってみた

海外サイトで購入

普段から良く利用している海外通販サイトのアリエクスプレスにてとあるものを購入。

自分は見た事があるぐらいで遊んだ記憶は全く無いのですが、その昔に大流行した”地球ゴマ”です。かつては日本でも生産されていた様ですが、残念ながら日本の老舗メーカーのモノは近年生産が完了して入手不可との事です。

昔からこの玩具の存在は気になっていたのですが手に入れる機会が無かったので、今回興味本位で海外サイトで購入してみました。

地球ゴマって?

地球ゴマは自分よりだいぶ上の世代である昭和30年~40年代にヒットした玩具との事。

円状の外枠の内側にコマがあり回転軸で上下を支えられている構造になっています。

要はコマなのですが、”ジャイロ効果”を上手く利用した科学玩具といえます。ジャイロ効果とは”物質が回転している時にその物質に傾きを加えようとするとその姿勢を保とうと逆向きの力が働くという性質の事”で、ヘリコプターや人工衛星・船等の姿勢安定制御(スタビライザー)として様々な場面において利用されているので名前は聞いたことがあるかと思います。

中学の時に習ったと思いますが、地球が公転面に対し地軸を23.4度傾けた姿勢を保ったまま太陽の周りを回り続けていられるのも、コマのように自転して回転しているジャイロ効果のおかげですよね。名前の由来もここから来ているようです。

付属品を確認

付属品はこんな感じ。

コマの台座や、コマを回す紐等が入っています。

コマをスムーズに回転させるためにコマの回転軸部に注すオイルも付属していました。早速注油しておきましょう。

コマを回してみる

では早速コマを回してみましょう。

コマの軸の部分に穴があるのでここの穴に紐を通します。

後は内部のコマを回転し紐をどんどん巻き付けていきます。

十分に紐を巻き付けた後、コマの外枠を押さえながら紐を素早く引っ張ると内部のコマが勢いよく回転します。

この時点で既にジャイロ効果が働いているので持っている指にも何かしらの抵抗感を感じます。

安定して回転する

付属していた台座に傾けた状態で載せると、台座から落ちることなくそのままの姿勢を保ちながら回転しています。

また、そのまま真横にして地面に置いても倒れることなく姿勢を保っています。これは面白いですね。

ここで勘の良い方なら気付くと思いますが、そうこの姿勢はまさに走行時の自転車のタイヤと同じ状態ですよね。

走行していない2輪の自転車はそのままでは倒れてしまいますが、走っている自転車が安定して自立しているのはこの”ジャイロ効果”のおかげでもあるんですよね。(もちろん前輪の舵を取る人間のバランス力も必要ですが。)幼稚園位に初めて自転車に乗れた時、一度スピードに乗ると急に安定して走れるようになった時に気付いて不思議に感じていましたがこういう事だったんですよね。

精度がイマイチ?

しばらく遊んでいましたが、今回のモノは製品の精度がイマイチなのか回転が1分も持たずに止まってしまうようです。そのため回転力が落ちジャイロ効果もすぐに弱まってしまうため、片手で90度傾けた状態で固定させたり、紐の上で回転させる等の高度なワザが思うように再現できませんでした

少し前に流行ったハンドスピナー等は5分以上回転し続けるものもありましたので、かなり残念でしたがインテリアとしても面白いのでしばらく飾って置こうと思います。

今回はここまで。では、また。

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Author: Naokit

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