ハードオフで発見
ハードオフの中古おもちゃコーナーで昭和の大ヒット玩具、”アスレチックランドゲーム”を発見。
当時ものでは無く数年前に発売された復刻版のようです。
値段は880円と格安だったので、懐かしさもあり思わず購入してしまいました。
アスレチックランドゲームって?
アスレチックランドゲームは1979年(昭和54年)にトミー(現タカラトミー)より発売され大ヒットしたアナログ玩具です。私Naokitも当時幼稚園位の頃、近所のスーパーで祖母に購入してもらい、壊れるまでのかなり長い間楽しんだ覚えがあります。
↑とりあえず雰囲気としてはタカラトミーの復刻版の動画を見てもらえば理解して頂けると思いますが、要はパチンコ玉(以下 玉)を障害物を乗り越えながら下に落とすことなくゴールまで運ぶゲームですね。
最近、芸能人方等がYouTubeの方でも時折遊んでいる動画を見た事があるので知っている人も意外に多いかも知れません。
開封してみる
では、早速開封していきましょう。
ここで少し驚いたことが。これって新品じゃね?
各部品が全て袋に入った状態でキレイに入っていました。中古品だったので多少の使用感も覚悟していましたが、想像以上に美品でした。これはラッキーです。
付属部品の一つタイマー。バネで動作するため電池は不要です。上部にはスタートとストップスイッチがあります。
時計の針を回して使用するのですが、MAXに回しても約1分程の計測しか出来ないようです。
制限時間を設けてゴール時間を競うために使用するのでしょうが、このゲームは(後述しますが)1分程でクリアするのはほぼ不可能であると思われるので、ほとんど意味無いかと思います。
実際、自分も子供の頃友達と遊んでいてもこのタイマーは使用した記憶がありません。
では各種部品をセットして、とりあえず完成。
ちなみに各アスレチック部の操作は本体下部インターフェースにまとめられています。
これらのボタンを押したり、回したり、上下左右に動かす事で玉をゴールまで誘導していきます。
少し子どもの頃の記憶が蘇ってきて、なんかワクワクしますね。
遊んでみよう
では、早速ゲームを遊んでいきましょう。スタート地点に玉を置きます。
ボタンを押し、最初の”グラグラ橋”にチャレンジ。実はこれが、最初にして一番難しいアトラクションかも知れません。
ボタンをタイミングよく押し、橋を上下させ玉を奥へ誘導していくのですがこれが全然進みません。タイミングが少しでもずれると玉が戻ってきてしまうため、何度も行ったり来たりを繰り返してしまいます。当時遊んでいた子供は自分も含めておそらくここで皆がイライラしていたに違いないと思います。
初めてだと、おそらくここだけで制限時間の1分を超えてしまうので先述した通りここでゲームオーバーになります。それ程超難関です。
自分の場合は昔のカンを取り戻すまでここで数十回行ったり来たりを繰り返してましたw
難関を超えクレーンで玉を運んだ先には、”ワニワニ池”が。レバーを上下させレーンの開閉具合で玉を手前へ転がします。
これは適度な開き具合にすれば玉を落とすことなく割と楽にクリアできます。
続いて”ユラユラボード”。スティックを上下左右に動かしてバランスを取りながら左側の出口に誘導します。
これは感覚的にレバーを動かした後、玉が遅れて転がり始めるので操作がなかなか厄介ですが、面白いです。
ちなみに途中でアスレチック内から玉が転げ落ちた場合はゲームオーバーです。最初からやり直しましょう。
その先は”ホップステップジャンプ”。ボタンを押して玉をジャンプさせ、その先のモンキーリングをくぐっていきます。
ここは3段目までは弱めにボタンを押し、最後のモンキーリングをくぐる時はやや強めに押せば比較的楽にクリアできます。
次に”グルグル迷路”。これはスティックを動かし迷路のゴールを目指すのですが、迷路上部にフタがあるため内部が全く見えません。
そのため、玉がどの辺にあるかを常に予測しながら誘導する様になります。ただ、これは最後の分岐点が少し難しい以外は特に問題ないですかね。
最後は”カンカンハンマー”。ボタンを適度な強さで押しゴールの鐘に当てれば見事クリアです。
しかし、これがなかなか難しい。自分の場合はここだけで10回以上、勢いよく場外に玉が飛び出し挙句の果てにはベッドの下に玉が潜り込み危うく玉を紛失しかけましたw
間違いなく昭和の名作
今回は懐かしさのあまり、小一時間程遊んでしまいました。子供の頃はもっと簡単にクリアできていた気がしますが、大人になった今改めて遊んでみると当時はそれ程難しいと思っていなかったところで何度も失敗したり、逆に楽にクリア出来たりと、また新たな気持ちで楽しめました。
そういえば当時は友人だけでなく、今は亡き祖父母とも一緒に遊んでもらった記憶が蘇ってきて何だか胸が熱くなる思いでした。
アクション要素も多彩ですので今の子供達でもきっと楽しめる名作だと思います。
って事で、今回はここまで。では、また。
P.S. 実はシミュレーターもあり
注:このブログ執筆時点では存在していましたが、最近公開停止されたようです。残念。
https://www.freegameplanet.com/screwball-scramble-browser-game/
↑実はこのゲーム、海外でも愛好家がいるのかブラウザゲームとしてかなりのリアルな再現度でシミュレーターが公開されています。
是非遊んでみてください。