Amazonで購入
Amazonの特価セールでスマホ用の望遠レンズが激安だったので購入してみました。
箱を開けてみると、入っていたのは”ケース、ミニ三脚、スマホ用取り付けアダプタ”の3点。
ケースの中にはメインである”望遠レンズ”とストラップ等の小物類が入っています。
レンズ部
レンズ部はスカスカな感じは無く相応の重量感があり、パっと見の品質は悪くなさそうです。
このレンズはスマホに取り付けない場合は単体で10倍相当の単眼鏡として普通に使用可能です。
接眼部のアイカップは回転させて前後に位置調整が可能。
ピント調整は上部のダイヤルで行います。
ストラップは三脚を取付ける穴に取り付けが可能。三脚使用時は一々取り外さないといけないのは面倒。
ちなみに三脚を取り付けた場合はこんな感じ。
スマホに取り付けてみる
次にスマホで使用してみましょう。
まずは専用アダプタをスマホに取り付けます。スマホのアウトカメラのレンズ位置と接眼アダプタ部の穴を合わせてセットします。
次にそのアダプタをレンズの接眼部に取り付けます。
後はレンズに三脚を取付ければ完成です。ここまでは簡単ですね。
使用感は・・・
簡単・・・・と先ほど書きましたが、いきなり撤回します!w
まずこの三脚の安定性がかなり悪いです。何か調整しようとするとコロンと全体が倒れそうになったり、レンズとスマホの重みで首がすぐ傾いてしまいます。
うーん。この付属の三脚はちょっと使用を避けた方が良いですねぇ。
とりあえず三脚の不安定感は一旦置いておいて、次は気を取り直してスマホで撮影テストをしてみましょう。今回は5メートル程先にある発泡酒の缶を被写体にする事にしました。
スマホのカメラ機能を起動して被写体を狙います。
・・・・って、望遠レンズの”ケラレ”が凄いですね。
ケラレとはレンズ側のフィルター枠が写り込んでしまう現象の事ですが、これは厄介です。
これを防ぐにはスマホ側で広角レンズがあればそれを使用するか、デジタルズームを使用して画角を狭くするしか無いと思いますが、今回はテスト用に単眼レンズの旧iPhoneを使用しておりますのでデジタルズームで画角を狭くします。
調整後はこんな感じ。
一応、それなりに拡大撮影出来そうですが、ここまで調整するのにかなり手間と時間がかかりました。
こりゃ、面倒過ぎて正直実用的では無いですねぇ。
一応、これがその時撮影した画像です。ピントが甘いうえに、デジタルズームを併用しているのでかなり画質が悪いですねぇ。これは2度と使わないかもw
単眼鏡としてなら
ある程度予想はしていましたが、スマホでの使用はやはりかなり厳しいですねぇ。写真を一枚とるのにも手間取りストレスが溜まりまくりでした。広角レンズ搭載のスマホを使用し、しっかりとした三脚を使用すれば改善されるかも知れませんが、それなら初めから、それなりの光学ズームを搭載したコンデジを使用した方がよっぽど確実にキレイに撮影出来ると思います。
撮影はダメダメでしたが、あえてフォローするなら単純に単眼鏡として使用するならまだ使えそうな感じはしました。まぁ、単眼鏡としてはまずまずコンパクトなので機会があれば使用してみたいと思います。
今回はここまで。ではまた。