激安小型ネットワークカメラを購入
少し前のAmazonのセールで特価だった小型ネットワークカメラを購入してました。
一切、商品説明がない真っ白な白箱に入っていたのは、
リセット用のピン、ネットワークカメラ本体、説明書、USBケーブルのみです。値段はなんと299円(税込)でした。
うーん、値段からして怪しいw
本体部を詳しく見てみる
本体をタイトルにもある通りサイズはかなり小型。SDカードを2周り位大きくした位のサイズですかね。重さは測ってませんが10gも無いかと思われます。
放熱用に開けられた穴が”XD”という文字の様に見えますが何か意味はあるのでしょうか?。(マイク穴?)
背面には給電用のMicroUSB端子と動画データ保存用のMicroSDカード用のスロットがあります。マニュアルによると128GBまで対応しているとの事。
前面には赤外線センサーとカメラ部がありますね。
側面には設定リセット用の穴がありますが、これは説明書を見ないとまず気付きませんね。
電源を入れてみる
では設定して使用してみましょう。本体に付属のUSBケーブルを繋ぎ、適当なUSB端子から電源を供給しましょう。
電源を供給すると赤いランプが点灯し通電したことを確認できます。
スマホ側の設定
次はスマホ側の設定に入ります。あらかじめストアから専用のアプリ(V380 Pro)をダウンロードしておきます。
評価がやけに低いですが、中華ガジェットのアプリ類にはよくある事なので、まぁ気にせず進めます。
ここでスマホのWiFi接続を一時的にネットワークカメラに接続します。”MV”から始まるIDがネットワークカメラのIDとの事です。
再びスマホ側のアプリに戻り、手順に従って登録作業や各種権限設定を行います。
怪しい中華アプリにスマホの権限をむやみに与えるのはかなり怖いのですが、まぁ今回のこのスマホは個人情報を極力入れていないサブ機のさらにサブ機であるので今回はそのまま実行。ここはもう自己責任です。
ネットワークカメラの映像を見てみる
設定が完了して、カメラにアクセスしてみると、無事にカメラ映像が表示されるようになりました。画質は・・・・まぁ、こんなものでしょう。
ただ、画角がかなり望遠寄りで映せる範囲が狭く、やや使いずらいですね。
カメラ側本体にはマイクがあるので向こうの音をスマホ側で聞くこともできます。
ただし、アプリ側にマイクのボタンはあるのですが、この機種の場合カメラ本体側にスピーカーは無いようでこちらの声をカメラ側に送る事は出来ません。
赤外線暗視機能も対応しているので、カメラ部屋の明かりを消して暗闇の状態でも白黒で撮影は可能です。
(↑ HD画質画像:1920×1080 [約207万画素] 画像クリックで実サイズで表示されます。)
(↑ SD画質画像: 640×360 [約23万画素] 画像クリックで実サイズで表示されます。)
静止画の記録画素数はSD画質とHD画質の2種類に設定可能。
ただHD画質は単順にSD画質のモノをデジタル処理で拡大しているだけのような感じで、画質の違いを全く実感できません。うーん。
動画は解像度が1280×720のHD画質[約92万画素]で記録可能されているようです。録画データのプロパティは上記のような感じですが、8GBのMicro SDカードで約2日間程度の動画保存が可能との事。
問題はあるが、用途を限定すれば使えるかも
しばらく、使用してみたのですがとりあえずは使えるかなといった感想。外出先からのアクセスもちゃんと繋がりました。
ただカメラ本体側のWiFi通信が不安定なのか、時々通信エラーが起こる事がありました。おもちゃとしての使用なら良いですが、重要な場所での運用は実用に耐えないと思います。
後は接続時の発熱もやや気になりました。持てない程では無いですが、そこそこの発熱があるようなので長時間の使用は避けた方が良いかも知れません。
とはいえ、この値段で基本的な機能は持っていますし、モバイルバッテリーで電源を供給してやればお手軽に遠隔での監視機能が実現できるのは便利です。
用途を限れば十分遊べる機器だとは思います。
今回はここまで。では、また。