Web上でカセットテープの音質を楽しむ
WEBCASSETTE
https://webcassette.klevgrand.se/
デジタル全盛になっている昨近ですが、家電量販店では今でもカセットデッキ搭載の機器やカセットテープが販売されています。また、少し前にそのカセットテープの温かみのある音質が見直され、カセットテープの密かなブームが起きているという話を耳にしたこともあります。
このように根強い人気のカセットテープですが、そのアナログな音質や雰囲気をWeb上で再現しているのがこのサイトです。
お気に入りの音楽を読み込む
早速、試してみましょう。PC上にMP3等の音楽データをあらかじめ用意しておき、上図の”上の矢印マーク”のような取り出しボタンをクリックします。
すると、ファイル選択画面が表示されますので、取り込みたい音楽データを選択します。(wav、mp3形式などに対応しているようです。)
取り込んだファイル名が表示されますので、後は再生ボタンを押してみましょう。
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どうです?レトロな感じの音質で再生されていませんか?
設定でレトロ感を調整可能
デフォルトの設定でもそれなりのレトロ感で楽しめますが、設定を弄る事により更に様々な音質でシミュレートが出来ます。
まずは、テープセレクト機能とノイズリダクション機能。
テープセレクト機能
カセットテープにはテープ表面に塗ってある磁性体の種類によりノーマル、ハイポジ(クローム)、メタルとグレードがありましたが(後のものほど高音質)、これを変更する事により音質が変わります。
テープのグレードを上げると音の厚みが増す感じがありますね。
ノイズリダクション機能
ONにするとアナログ特有の”サー”っというヒスノイズや”プチッ”というノイズが軽減されます。おそらくドルビーノイズリダクション機能のシミュレートですね。
次にこの3つのボリューム調整のようなツマミ。この3つは再生機器の品質を調整できます。
左から順にテープの品質、再生モーターの品質、再生ヘッドのクオリティを調整できます。いずれのツマミも反時計回りで品質が下がり、時計回りで高品質になります。
テープの品質を下げると使い古したテープの様な音になるようです。
モーター品質を下げると音の歪(ひずみ)が多くなります。
ヘッドクオリティを下げると音が籠(こも)る感じになります。
組み合わせで無限の表現が可能ですね。
同じ音楽を違った雰囲気で楽しめる
聞きなれたお気に入りの音楽も、このサービスを利用する事でいつもとはまた違った雰囲気で味わえるのは面白いですね。
自分も何曲か再生してみましたが、新鮮な気分で楽しめました。
特に古い曲などを再生している時は、何とも言えない懐かしさを感じました。みなさんも、思い出の曲を再生してノスタルジーに浸ってみてはいかがでしょう。