定期メンテナンスで不具合発覚?!
私Naokitは定期的に所有ゲーム機のメンテナンス作業を行っています。
その定期メンテナンスで先日、初期型のPSP(PSP-1000)にちょっとした不具合が見つかりました。
充電が出来ない
不具合内容はというと、単純に充電が出来なくなりました。
具体的に言うと専用の充電器のプラグを挿しても充電中のランプが点きません。この充電器は他のPSPは充電できるので問題は無し。
原因を探っていたのですが、この機種に充電をしようとするとなぜか充電器のプラグが奥まで入らず半分くらいしか入りません。
このため内部で接触不良が起こって充電が出来ていないようです。
充電端子部分に何か詰まっているのかと思い、清掃などして内部を撮影してみましたが見た目の上では特に問題ないように見えます。
しかし、やはりプラグが途中で引っかかる感じがしてどうやっても奥まで入りません。おそらく内壁の金属端子が微妙に変形しているのかと思われます。(→後日別の原因である可能性が判明しました。詳細は後半の”追記”で説明しています。)
充電端子部分の部品をネットで調達
充電が出来ない以外は本体に異常は見受けられなかったので、とりあえず海外のネット通販で該当の充電端子部分の部品を注文してみました。
約200円位でしたかね。
部品交換のために分解していく
それでは部品交換のために分解していきましょう。
細かい分解方法は今回は割愛しますが気になる人はググってください。
まずはカバーを取り外し、
液晶を割らないように注意して外します。
↓ここまでの作業は以前にこのブログで破損した液晶を交換修理したことがありますので興味ある方はどうぞ。
液晶を固定している金具を取り外します。
基板が赤丸の所のツメで固定されているので、ツメを折らないように注意しながら基板を外します。
ちなみに基板を外す前に”Rボタン”を取り外しておいた方が作業がしやすいです。
お目当ての交換したい充電プラグ端子にたどり着きました。
周りのフラットケーブルを切らないように注意してささっと交換しましょう。
後は逆の手順で組み上げて戻して行くのですが、一つだけ注意を
液晶を固定している金具を戻すときに、アナログパッドの部分にあるこの通電ゴムを正しく戻しましょう。
向きも決まっているので注意です。正しく戻さないとアナログパッド入力に不具合が出ます。
この通電ゴムは紛失する例が非常に多いと思いますので、無くさないように注意しましょう。(非常に小さい部品です)
私、Naokitも組み上げ時にこの通電ゴムが上手くはまっておらず、アナログパッドが動作不良になり再度分解するハメになりました。
無事充電できるようになった
充電プラグ端子交換後、プラグも奥まで挿せるようになり充電ランプも無事点いて正常に充電できるようになりました。
満充電完了後、しばらくゲームを遊んで見ましたが問題なく遊べました。
って事で、今回はここまで。ではまた。
追記:
後日気付いたのですが、本体内部の充電端子が奥まで挿さらなかったのは、おそらく充電プラグ側の黄色い先端部分が外れて端子内部に残されていた可能性が高い事が判明しました。当時何本も充電ケーブルを使いまわしていたので、そのどれかのプラグの先端部分が取れて端子内部に取り残されたままの状態になり、その結果他の正常なプラグを挿し込んだ際に奥まで入らない状態になったものと思われます。う~ん修理作業中は全く気付かなかった。