謎のBluetoorhアダプタ
中華サイトAliexpressで謎のBluetooth アダプタ基板を購入しました。
値段はその時のレートで送料込みで2個で約280円程。1個あたり150円以下ですね。
この手のガジェット部品は中華がやっぱり安いです。今回はこの基板を使用して作業していきましょう。
詳しく見てみる
袋から取り出すと外観はこんな感じ。
写真ではサイズ感が分かりにくいかも知れませんが約3cm*3cmの超コンパクトサイズの基板です。
インターフェースは2つ。左側が3.5mmのイヤホンジャック端子で右側が電源供給用の規格のMicro USB(Type-B)端子。
端子以外にも基板上にLRの音声入力及び電源入力(3.7V~5V)のパターンがありますので、各種機器内部に半田付けして組み込んでBluetooth化する事も可能。
アンテナ部。仕様上は電波到達可能距離は約15m。
いつも思いますがこんな1cm位の小さなアンテナでよく受信できるなぁと感心します。
ちなみにサポートされているBluetoothのプロファイルは A2DP/AVCTP/AVDTP/AVRCP/HFP/ との事で標準的なプロファイルには対応しているようです。値段的に、おそらく高音質なコーデックAACやaptXには対応していないと思われます。
搭載されているBluetooth用と思われるチップIC。
記載されている型番で検索してみましたがデーターシートなどの情報は残念ながらヒットしませんでした。謎のチップです。
Bluetooth化してみよう
では、実際に適当なスピーカーに今回のアダプタを繋いでBluetooth化してみましょう。
使用するスピーカーは15年以上前に買ったサンワサプライの”MM-SPSW5”。サブウーハー付きの2.1チャンネルスピーカーです。
出力は2W+2W+5Wの9W相当。当時、特価で2000円位で購入し値段の割にはかなり高音質と評判のスピーカーでした。
今回のアダプタとスピーカーの外部入力の端子をケーブルで繋ぎ、MicroUSB端子には電源を供給します。
接続はこれだけ。非常に簡単ですね。
後は再生機器側とペアリングの設定をします。今回はiPhoneと繋いでみましょう。
iPhoneの設定アイコンからBluetooth設定画面を開きます。
今回のBluetoothアダプタはデバイス名が”XFW-BT” で表示されています。タップすれば特にトラブルもなく普通にペアリングされました。
後は、iPhone上から何か音楽等を再生すればスピーカーから音が出るようになります。
動画やゲーム等を楽しんでいる時にちょっと良い音で聞きたいと思ったら気軽に接続できて便利ですね。
将来的には往年のレトロオーディオ機器をハードオフで手に入れて、内部にこのアダプタを組み込んでBluetooth化してみるのも面白いかもと思っています。
では、今回はここまで。