レノボのコンパクトPCを買ってみた – m75q-1 –

注文していたパソコンが到着

先日、Webで注文していたLenovoのパソコンが家に届きました。

箱の中身はこんな感じ。本体とACアダプタ(65Wタイプ)、簡易説明書です。知る人ぞ知るレノボのコンパクトPC、 ”m75q-1” です。

 

ネット界隈では話題の超コンパクトPC

写真の通り手のひらサイズでとてもコンパクト。重さも1.3kg程です。

PS4のソフトのパッケージと大きさを比較してもこんな感じ。外付けのUSBタイプのコンパクトDVDドライブを一回り大きくしたくらいのサイズです。

今回は自分は買っていませんが、オプションでVESAマウントを取り付ければモニタ裏等にも取り付け可能です

 

コンパクトなのにかなりの高性能!

コンパクトPCなんて所詮スペックはショボショボじゃないの?と思いのあなた。そんな事はありません!かなりの高スペックです。

本体には”Ryzen5”のステッカーが貼られており、このPCが只者ではない事を物語っています。
購入時にカスタマイズしていますが、簡単にスペックを紹介。
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CPU: AMD Ryzen 5 Pro 3400GE (3.30GHz)  4コア8スレッド
メモリ:8GB PC4-21300 SODIMM
GPU:Radeon Vega 11 Graphics
ストレージ: 128GB M.2 2242 NVMe
OS: Windows 10 Home 64bit
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どうです?かなりのスペックではないかと思います。

実質27000円程で購入!

コンパクトなボディなのにそこそこ高性能な本機種ですが、更に驚きなのはその値段

 

(*自分の場合、直販サイトで購入時にカスタマイズ構成にてM.2の容量を128GBにダウン、HDMIポートを1ポート追加、他キーボード、マウス等余分なオプション機器は全て”無し”にしています。)

上記の構成だと普通に買ってもクーポン適用で33000円程で十分安いのですが、

 

自分の場合は更にちょうど楽天リーベイツのLenovoの20パーセントポイントバックが開催日されていたのを利用して上記の構成で実質約27000円程で購入出来ました。OSまで付いてこの値段はまさに破格ですね。

本体を詳しく見てみる

本体前面

全面にはイヤホン端子、マイク端子、USB3.1(TypeC)、USB3.1端子があります。

本体背面

背面には電源端子、ディスプレイポート、USB3.1ポートx1、USB2.0ポートx3、HDMIポートx2(1ポートはカスタムにて追加)を装備。

HDMIポートをカスタマイズで増設していますので、このサイズでなんとトリプルディスプレイ出力も可能です。夢が拡がりますw

ACアダプタ

付属のACアダプタ。割とコンパクト。

ちなみに付属のACアダプタは65Wタイプです。後述しますが、別売りの大容量タイプに変更すればよりパフォーマンスを改善できるようです。

 

内部を開封して見てみる

内部も見てみましょう。

ドライバで背面のネジを外せば簡単に分解できます。2.5インチの空きスロットが1つ確認できますね。

 

ここに家に余っていた480GBのSSDを取り付けました。本来は7mmタイプのSSDしか入らないようですが、青い軸を2つ取り外せば9mmタイプのSSDも取り付け可能でした。(そのままではHDDが外れるので両面テープ等で固定する必要あり)

裏面はパネルを外せば向かって左側にM.2 が、右側には増設メモリスロットがあります。

メモリはデフォルトの8GBでも人によっては十分かもしれませんが、グラフィック表示に数GB消費されると思いますので、あらかじめ購入していた8GBのメモリを増設し、合計16GBにしておきました

 

電源を入れてみる

40インチの4Kモニタにディスプレイポートで接続し初期設定。

設定後当たり前ですが、Windows10のデスクトップ画面が問題なく表示されました。ファンの音も電源投入直後以外は特に気になることもなくかなりの静音です。

4K解像度で、しっかり60Hzで表示されています。

Windows10初期セットアップ直後のM.2の空きストレージ容量。約93GB程の空き容量がありました。

あまりソフトを入れずにシンプルに使うのであれば十分な空き容量です。

各種ベンチマークを計測してみる

Crystal Disk Mark

(標準搭載の128GB M.2 (NVMe))

NVMeタイプのM.2としてはやや遅めの速度かもしれませんが、それでもかなりの速度です。一般的なSSDの3倍以上の速度ですね。

 

CINEBENCH R20

スコアはなんと1652!

以前の普段使い用のメインマシン(Core i7 4790K)が1787でしたので、若干スコアは劣るものの、内蔵グラフィック機能がRyzen5の方が格段に良い分、体感速度や利便性(4K 60hz対応)は上だと思います。Ryzen5の方が省電力性もかなり優れていますしね。

 

ドラゴンクエストXベンチマーク

1920*1080のフルHD表示、標準画質設定でスコアは8877。”とても快適”判定です。

この手の軽めのゲームなら楽々動作しそうです。内蔵GPUでこの数値は素晴らしいですね。

毎回思いますが、Ryzenマシンはコストパフォーマンス良すぎで驚きます。

そういえば、少し前にもネットで6コア12スレッドのRyzen5 1600AFも1万数千円で買える高コスパCPUとして話題になってましたよね。(人気過ぎて今は品薄で価格も高騰しているようですが)凄いぜ、AMD!

ACアダプタを交換すれば更に快適に!?

ネット上では有名な話ですが、実はこのマシン ACアダプタを付属の65Wタイプのものから別売りの135Wタイプに変更すればかなり性能が向上します。特にグラフィック性能に関しては最大1.7倍ほど向上するようです。もちろん消費電力が増えて排熱にも問題が出る可能性がありますのであくまで自己責任にはなりますが興味はありますね。135WタイプのACアダプタは時々レノボでセールを行っているそうなので機会があれば購入してみようと思います。

それにしても、値段、性能、コンパクトさ、消費電力とどれをとっても非常に満足度の高い機種です。

今日から普段使い用のメインマシンはこれにしていきます。(ゲーム用マシンはRyzen7マシンのままですが・・・)

余ったCore i7 4790Kマシンは予備の仮想サーバーマシンにでもしましょうかね~。

 

↓後日、135Wアダプタを購入してこのPCをパワーアップしてみました。

レノボの極小PCのACアダプタを交換して手軽にスペックアップしてみた – m75q-1 –

 

 

Author: Naokit

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