憧れの”ウッドコーン”を採用したジャンクコンポを買ってみた。 – EX-S1B –

ジャンクのコンポを購入

先日、ハードオフでとあるジャンクのコンパクトコンポを衝動買い。

値段は税込6600円

ジャンクと言っても動作は問題ない様で、説明タグ(購入時に外された)には電源や音楽再生等は問題なしとの事。

6600円というと自分にしてはハードオフ史上、単品価格としてはかなり高額な買い物です。

状態は比較的キレイ

付属品はこれだけ。

リモコンやアンテナ類も一通りちゃんと付属しています。

組み立ててみました。

全体的に、キズや汚れも少なく状態は良好。余分なものを排除したデザインもとても美しい。

ただ、多少タバコの臭いがしていたのでこの後、全体的にクリーニングしました。

細かく見ていく

型番はEX-S1B。音楽の名門ビクターの商品で発売当時は6万円程でそこそこのモデルです。まずは気になるアンプ部を見ていきましょう。

前面はUSB端子、ヘッドホン端子、AUX端子、USB端子のみの非常にシンプルな構成。対応ディスクメディアはCDのみですね。

2010年発売のモデルのようで、まだBluetooth機能やDLNA等の今時の機能は残念ながら採用されていません。当然この頃には既に絶滅危惧種だったMDも搭載なしですね。

背面はラジオチューナー用の各アンテナ端子とスピーカー出力端子のみ。

なんとコンポジット入力端子や光入力端子等がありません外部入力は前面のAUX端子のみのようです。端子好きの自分としてはこれはちょっと残念。

上部には懐かしいiPhone用のDock端子が。何気にコンポジット端子も搭載しており、専用のAVケーブルの様にiPhone内の映像出力も出来るようです。

変換アダプタを使用すれば、現在主流のLightningt端子搭載のiOS機器にも対応できるのでしょうか?

さて、この端子ですが、応用で

上図のようなDock端子用のBluetoothアダプタ等を挿せば簡単にコンポをBluetoothに対応させる事も可能

Bluetoothの圧縮伝送による細かい音質ロス云々にこだわらなければ、通常はこちらでの運用の方が便利ですな。

本命はスピーカ部

上記の様に機能的には、少々物足りない感じがするコンポですがこれを買った最大の理由は、

このスピーカーがどうしても欲しかったからです。

これだけでは分かりにくいのでカバーを外します。何か気付きませんか?

そうです、スピーカーのコーン部が木材(ウッド)なんです!

これはビクターの”ウッドコーン”と呼ばれるスピーカーで、成形が難しい木材を高い技術力でコーン部に採用しています。

私Naokitは10年程前に電器店で初めてウッドコーン採用スピーカーの音楽を店頭で聴いた時に、とても自然で艶があり抜けの良い音質に一目(耳?)惚れし長い間憧れていました

スピーカーの音の良さは人によって賛否両論はあるでしょうが、自分的にはこのウッドコーンが最高な感じでした。

・・・って事でアンプ部は正直自分の中ではおまけみたいなものですね。気に入らなければアンプ部は他のものに交換すれば問題ないですし。

実際に音楽を聴いてみる

適当に音楽を再生してみましたが、やはり音質は素晴らしい。

変な残響音等もなく小気味よい上品な音がウッドコーンのスピーカーから奏でられる様はまさに楽器。

スピーカーは楽器でありたい”というウッドコーンのコンセプトがひしひしと伝わってきます。

良いスピーカーは時代を経ても色褪せないので、今後も大事にしていこうと思います。

Author: Naokit

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