当時はかなり画期的なおもちゃ?
いつものハードオフのジャンクコーナーでカメラが付いたゲームボーイソフトを発見。
知る人ぞ知る、ゲームボーイ用、”ポケットカメラ” ですね。
まだ、アナログカメラ全盛の時代でデジカメもほとんど普及していない1998年頃に発売されたもので、自分もその存在は知っていましたが使った事はありませんでした。
ジャンクでの値段は税込で110円。一般的な中古相場では1000円前後なのでかなり安かったと思います。
今ではデジカメでは当たり前である、”撮った写真がその場ですぐ確認でき、気に入らなければ何度でも消して撮り直しが出来るカメラ”というのは当時は感動ものだったと思います。アナログカメラは全て一発撮りですからねぇ。
詳しく見てみる
型番はMGB-006。
厚みが結構あります。
ゲームボーイカラーに取り付けるとこんな感じ。
ちなみにカメラ部分は180度回転可能。
この時代にアウトカメラだけではなく、自撮りも意識してインカメラ機能を持たせるとは任天堂の先見の明を感じます。
電源を入れて遊んでみる
電源を入れると、タイトル画面で被り物の実写マリオさんがファンキーに踊り狂っている映像が。
これはおそらく、このカメラの機能の1つであるアニメーション機能のデモンストレーション映像も兼ねているのでしょう。
白黒映像とはいえ、なかなか見応えがあります。
メニュー画面はとてもシンプル。
”みる”を選択すると前のユーザーさんと思われる撮影画像がずらりと表示されました。ちなみに画像は30枚ほど保存できるようです。(一応、画像には一部モザイクかけています。)
ゲームを遊んでみる
このカメラのソフトの中にはミニゲームが入っており、カメラで撮影した写真を使用してゲームで遊ぶことが出来るようです。
競争ゲーム
ボタンを連打してタイムや順位を競うゲームです。途中障害物もありジャンプで避ける必要もあります。
なかなか面白いです。
お手玉ゲーム
ボールを落とさないようにお手玉を繰り返していくゲーム。
有名なゲームウォッチの ”BALL” と同じ内容ですね。
DJゲーム?
よく分からないですが、自分でDJになった気分でボタンを押したりして音楽を作っていくゲームのようです。
演奏した内容は保存も出来るようです。
プリクラのような機能も
このカメラは特殊な効果を付けて撮影したり、撮った写真を加工したり出来る機能もあるようです。
当時はプリクラ全盛の時代だったと思うので、この機能は当時の子供たちは喜んだのではないでしょうか。
前ユーザーさんの力作もありました。
加工されているのでこれはモザイクかけなくても大丈夫でしょうw
とりあえず自分も撮影
カメラですから、やっぱり記念に一枚撮っておきましょう。
・・・・って事で1枚撮ってみました。
うーん、分かりやすいお面の顔なんで白黒でも写真が映えますなw
撮影後は印刷も可能
このカメラで撮影した画像は、同時期に発売された ”ポケットプリンター” があれば専用の感熱紙に白黒で印刷もできるようです。
たまにハードオフで見かけますが、値段もそこそこするのでさすがに買おうと思ったことは無いですが・・・・
でも、カメラを買うとそういうのもちょっと欲しくなりますね。
安くなったら買おうかなぁ。
(追記)↓後日ポケットプリンターを手に入れたので遊んでみました。