ファミリーベーシックをホワイトニングしてみた

今日はクリスマス

↑写真は以前ホワイトニングしたファミコン

さて、今日はクリスマスという事で素敵な”ホワイトクリスマス“になる事を願ってホワイトニング企画です。だいぶ前にファミコンをスプレーで塗装しホワイトニングしましたがあの輝くような白さに憧れて今度は違う機器をホワイトニングしてみたいと思います。

今回の対象はファミリーベーシック

今回のホワイトニングのターゲットはファミコン用キーボード、ファミリーベーシックです。ハードオフで1000円(税別)で購入。ただし、これだけでは何もできないので専用ソフトも500円(税別)で同時に購入しています。

年数の割には黄ばみは少ない方だと思いますが、

所々にこのような塗装剥げがあり、全体的に汚く見える感じです。

ファミリーベーシックって?

任天堂が1984年に発売した、ファミコンでプログラミング環境を実現する周辺機器です。

プログラミング言語はBASICで、ハドソンの開発したHu-BASICをベースにしているとの事。

あくまでも子供用なので、標準搭載のファミコンベーシックのROMカセットではユーザーメモリ領域が1982バイト(半角英数字1982文字分)しかなく高度なソフト開発は到底無理です。ちなみにデータはROMカセット内にあるSRAMに電池を入れ保持できます。

(後にメモリ領域を倍増したV3と呼ばれるROMも発売されましたが、それでも4086バイトの容量しかありませんでした。)

それでもこの少ない容量の制限の中で、天才的なプログラミング技術で開発された名作もいくつかあります。

ちなみにファミコンらしく、スプライト機能で任天堂のおなじみのキャラクター(マリオ等)を命令で呼び出して表示させ、ゲーム作成などに使えるのですが、如何せんマニュアルが無いのでキャラクターを呼び出す番号が分からず。マニュアル欲しいなぁ。今ではこのマニュアルは入手困難で非常に貴重だと思うので、まだ家に保管してある人は大切にしておきましょう。

ファミコンとはこのエキスパンド端子にて接続。

ってことで、ファミコン互換機等とは接続できないので純正ファミコンとしか繋げられません。

キーボード部の背面にはイヤホンジャック端子が。ここにテープレコーダーを接続し、カセットテープ内にデータを保存することもできます。最近の若い人はカセットテープにパソコンデータを保存してた事を知らない人も多いんでしょうね。

・・・・ってか、それ以前にカセットテープ自体使ったこと無い人も多いかな。

英数字はある程度QWERTY配列に準拠しているのですが、かな配列が普通の五十音順です。

使用対象が当時の小学生等でしょうからそれに配慮しているのかも知れません。当時はまだパソコンなんてほとんど普及してない時代ですからね。かな入力時はローマ字入力は出来ないようなので、自分的にはかなりのマイナスポイント。

分解していく

一通り説明がおわったのでホワイトニングのために分解します。

ちなみに今回は動作確認等はせずに、買ってきていきなりホワイトニングしました

裏面のネジを外します。ファミコンと同じで特殊ネジ等は使用されておらず普通のプラスドライバーでOKです。

はい。簡単に開きました。中は割とスカスカです。

内部の4つのネジを外しキーボード本体を取り外しました。

あらかじめ外部の掃除はしておいたのですが、内部にはやはりまだ結構ホコリやゴミが残っていました。まぁ、35年も前の商品ですからこれはしょうがない。エアダスターやウェットティッシュでキレイにしておきました。

ホワイトニング開始!

黄ばんだカバー部を取り外し、ホワイトニングしたくない場所にマスキングテープを貼っていきます。

今回はオリジナルシールの2箇所上に貼りました。

塗料はダイソーで買ったコレ。

以前にファミコンをホワイトニングした時に使用したものと全く同じものです。

部屋の片隅で換気をしながらスプレーしていきます。

一度で濃く塗ろうとするのではなく、数回に分けて薄く塗り重ねるのがキレイに塗るコツです

3回程塗り重ねると、かなり白くなりました。

完成!!

十分換装した後、逆の手順で組み上げて完成です。ファミコンの時も驚きましたが、今回も不自然な程の白さで、まるで雪のようです!

新品以上の白さになり、キーボードを打つのも楽しくなりそうです。また、機会があれば何か簡単なプログラミングをしてブログ記事にしてみたいと思います。

では、今回はこの辺で。メリークリスマス!

  

Author: Naokit

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