少し前にスマートウォッチを買ったばかりだが・・・
先日リサイクルショップに寄った折に、ちょっと気になるものを発見。
ジャンク品の怪しいスマートウォッチです。御多分に漏れず詳細不明の中華製のようです。
スマートウォッチならちょっと前に購入してこのブログでレビューもしましたので、もうそれほど興味は無いのですが値札をちらっと見てみるとなんと480円!。
ネットで調べてみるといくつか亜種のバージョンがあるようですが2000円位で販売されているようです。レビュー評価も低く普通なら絶対買いませんが、つい値段に惹かれて購入してしまいました。
開封してみる
中には本体とUSBケーブル、説明書2種類が入っていました。説明書は一応日本語表記でした。
本体はこんな感じ。ジャンクですが割とキレイです。
下部にはホームボタン。
上部にはカメラ用のレンズ。
側面にはUSB端子があります。ちなみにゴム製の端子キャップが付いているのですが、作りが甘いのかすぐに外れてうまく閉まりませんw
裏ぶたを空けて電池を取り外すとMicroSDカードスロットがあります。入れてないと写真撮影等一部の機能が使用できなくなるので、その変に転がっていた小容量のMicroSDカードを挿入しておきました。
充電して電源オン!
軽く充電して早速電源オン~! しばらくするとなんとも物悲しい独特の起動音の後ホーム画面が表示されました。時刻・日時は未設定なのでデフォルト表示です。(時刻設定は手動で設定もできますがスマホとペアリングした場合スマホと自動同期してくれます。)液晶は解像度が低いので、かなり安っぽく見えます。
時計表示のデザインは3種類!
ホーム画面からボタンを一回押すとアナログ時計が表示されます。う~んダサい!w
ちなみにアナログ時計は画面上を指で左右にスライドすると時計表示のスキンを変更(3種類)できます。
これでその日の気分に合わせて楽しく表示できますね・・・・・ってどれもほとんどデザイン同じじゃんっ!
自分でスキンの入れ替えとか自作とか出来るといいんですがねぇ。まぁ、そんな気の利いた機能は多分ないでしょう。
アプリメニューを見てみる
ホーム画面から左右にスライドするとアプリメニューが表示されます。
うん、まぁアレだね。ロクな機能がありません。アプリの追加などはもちろんできません。
とりあえず家で余っているAndroid機に専用のアプリをインストールしてみました。一応スマホとペアリングすると、スマホからの通知を受け取ったりできるようです。
説明書に記載されているOSによる機能制限。iPhone等のiOS機器ではこの通知機能も使えないようです。
スマートウォッチと言えばこの通知機能が便利なのにこれでは使えませんな。
(追記)
プッシュ通知のテストをしてみましたが、通知はスマートウォッチに転送されるものの、通知の本文は”[ ]”表示のみで肝心の内容が全く分かりません。設定をいろいろいじってみましたが改善されず。これでは通知の意味が無いですよね・・・・。
カメラ機能で一応写真を撮ってみる
カメラ機能はどうかと試してみます。被写体はトミカのミニカー。
これを撮ろうとしましたが、非常に難しい。カメラのレンズが不自然な角度をつけて取り付けられているので、下の方を撮ろうとする時に思った以上にスマートウォッチを傾けないと撮れない。かといって傾けると今度は液晶が見づらい。何だコレ、全然思ったように撮れません。
ちなみに写真の解像度は何と高画質設定で320×240。つまり7万6800画素!!こりゃ最近のおもちゃ以下ですなw
↓以下は実際に撮影した画像
128×128の低画質モード(1万6384画素)
320×240の高画質モード(7万6800画素)
う~ん、これは酷いですね。ピントも色合いもこれでは何を撮っているのか判別できない程です。
結論
スマートウォッチとしてはダメダメですね。時計としてだけなら一応使えるかも。ただ、電池があまりにも持たないので、時計が欲しいならダイソーの100円腕時計の方がよっぽど優秀です。
自分の場合、480円で買ったので笑ってレビュー出来ましたが、2000円では怒りさえ覚えるかも知れません。
どうせ買うなら、あと数千円出せばそれなりのスマートウォッチはあると思いますのでそちらの方が遥かに良いでしょう。