OBD2 ELM327 bluetooth版(日本円で500円位?で購入)
最近、思い出したかのように中華系の通販サイトをよく利用するようになりました。7、8年前の1ドル80円前後だった頃の超円高の時は、それはもう今しかないと思い、中華系の怪しいガジェットや電子パーツを買い漁っていた時期もあります。 中華系海外通販サイトは元々安い価格に加えて、日本では取り扱っていないニッチな商品も取り扱っているのが魅力ですね。しかも送料も無料だったりします。ただ到着までに早くても数週間位かかるのは残念ですが・・・・。
・・・って事で、今回安くて面白そうなものは無いかと探していて購入したのが
OBD2アダプタです。(OBD2が何かは後で説明します。)
中身はこれだけ。Windows用のソフトCDと本体のみ。説明書等は一切入っていないのは実に中華らしいですねw
OBD2って?
さて先程から話に出ている”OBD2”とは車好きの人なら知っていると思いますが、最近の車(2008年10月以降)についている自己診断機能の端子の規格の名称なんですね。車は内部ではいろいろとコンピューター(ECU)で制御されているわけですが、その制御内容や不具合等をこの端子を通じて情報を得ることが出来るわけです。
OBD2端子の位置は車によって微妙に異なりますが、多くの場合は運転席のハンドル下の足元付近にある事が多いと思います。
うちのアクアの場合はハンドルの右下部分にあります。白い端子がOBD2端子ですね。
ここに先ほどのアダプタを差し込みます。
専用のアプリで情報を取得
差し込んだ後はパソコンやAndroidスマホ(iPhone用のアプリは今の所無し)に専用のアプリを入れてBluetoothでこのOBD2アダプタと接続。これで各種情報を表示できます。自分の場合、普段はiPhoneを使用しているので現在使用していないAndroid端末を準備しました。
対応アプリはPlayストアで”ELM327”とか”OBD2”等のキーワードで検索すれば出てくると思いますが、今回は”Torque(Lite)”という無料アプリを使用しました。
有料の高機能なPro版と比べるとメータの数や対応しているセンサーの種類が少ないようです。
あらかじめスマホとOBD2アプリはBluetoothでペアリングしておきます。
ソフトを起動してメニュー画面でいろいろな設定が出来ます。
よく分かりませんが、一番上の”Fault Code”と言うのはおそらく車の過去のエラーログ等を見られる機能だと思います。
画面はカスタマイズ可能
このアプリは”画面を追加”の項目から自分の表示したいセンサーの項目を画面上に追加していろいろカスタマイズ出来ます。
表示できるセンサーの一例。自分にはよく分からない項目も多いです。
自分の場合はこの6つのセンサーを表示してみました。
トリップスピード(エンジンを付けてからの平均速度)、エンジン回転数、燃料圧力、エンジン負荷、インテーク空気温度(エンジンに吸い込む空気の温度)、エアーフローレートを表示しています。ちなみに各センサーは大きさや位置を変更したりタコメータ表示、デジタル表示、グラフ表示など表示方法もお好みで選べます。
計器類にはロマンがある
普段はこういう風にナビの横にマグネットホルダーで固定して使っています。
この画面が運転中に表示されていても、特に何か便利とかいう訳ではないですが、こういう風に計器類の表示に囲まれて運転するのは、飛行機のコックピットの様で何かしらのカッコよさを感じます。多分男性ならこのロマンは分かって頂けると思いますw
もう少し利用してみて気に入ったら有料版のアプリも購入してみたいと思います。
↓ ちなみにこのアダプタは同等のものがamazonでも買えるようです。お急ぎの方はこちらの方がお手軽ですね。