でんじろう先生のサイエンスキット ソーラーカー (ハードオフで540円で購入)
今回は一か月以上前にハードオフで購入していて部屋に忘れて放置していた商品の紹介です。みんな大好きであろう、でんじろう先生のサイエンスキットシリーズの商品です。”みんな大好き”なはずですが、なぜかハードオフに山のように在庫が積まれていましたw
540円と手頃なお値段で面白そうだったのでついで買いで購入していました。
ミニ四駆世代の自分としては、ちょっと心惹かれる商品です。
開けてみる
箱の表面。おなじみのでんじろう先生です。しかし、こういう商品に表示されている人物はお決まりのように人差し指を立ててますよね。
ザ・テレビジョンの表紙のレモンの様に何かしら記号的な意味があるのでしょうか。
箱の裏面。白熱電球では走りますが、LEDや蛍光灯の光では走らないとの事。
という事は、このソーラーパネルは紫外線で効率よく発電するタイプのものかと思われます。(違ってたらすみません)
入っているパーツは上記で全てです。接着剤等の使用は一切不要で簡単に組み立てられそうです。
この商品の心臓部とも呼べるソーラーパネルとソーラーモーター。
箱にも書いてありますがソーラーパネル部分は1794個もの太陽電池素子が搭載されているそうです。
ソーラーモーターは詳細は不明ですがおそらくタミヤの”ソーラーモータ03”と同等品ではないかと思われます。
ソーラーパネルの性能を計測
組み立てる前に天気の良い日にデジタルテスターでソーラーパネルの性能を計測してみました。
結果、電圧は0.44V、電流量は46.4mA ほどの発電量でした。こんなもんなのでしょうか。
作製開始~
では作成に取り掛かります。説明書はこんな感じ。
発砲素材からボディとなる部分をくり抜いていきます。
それぞれのボディ部品をストローのような部品で繋いでいきます。モーターも穴にはめ込んでいます。
ここまでくれば、完成はもう少し。
上部にソーラーパネルを挟み込みソーラーパネルの端子部分にモーターのクリップを取り付ければ完成。
ゆっくり丁寧に作っても20分もあれば完成すると思います。
駆動はモーターからタイヤにダイレクトに伝わります。
上記の写真はモーターにハイパワー型ギヤを取り付けています。
ギヤ比を調べてみる
説明書に記載はありませんが自分で測った所、ハイパワー型ギヤのギヤ比は約 9 : 1でした。(モーター9回転でタイヤが1回転する)
お好みでハイスピードギヤにも取り換え可能。トルクは下がりますが回転数は上がります。
こちらも独自計測ですがギヤ比は約 4.5 : 1 でした。(モーター4.5回転でタイヤが1回転する)
ハイパワー型の約2倍のギヤ比ですね。ただ、太陽電池の発電量によってはこのギヤではトルク不足で走らないかも知れません。
走らせてみる
部屋のベランダで慣らし運転させてみます。
短い動画ですが、良く回っています。
では天気の良い日に外で走らせて見ましょう。
決して力強くはありませんがどうにか走っているといった感じですw
(ギヤはハイパワー型の方を使用しています。この日の天気ではハイスピードギヤの方では回転力が足りずうまく走りませんでした。撮影日は9月某日の午後3時頃です。)
電池駆動のミニ四駆のような速度を期待するとガッカリしますが、小さな子供が遊ぶのにはちょうどいいかも知れません。
手軽に作れるので子供の自由研究などにどうぞ~。