高松で、ゲームの歴史の展覧会のイベントに行ってきた。

あそぶ!ゲーム展 STAGE.1 デジタルゲームの夜明け 入場無料
https://www.e-topia-kagawa.jp/event/gameetp01_index.asp
(香川県高松市 ”情報通信交流館e-とぴあ・かがわ” にて8月16日まで開催中)

先日の休日に友人と高松のゲーム展のイベント会場に行ってきました。
幼少の頃からファミコン、ゲームボーイ、スーファミ、PCエンジン、メガドライブ、セガサターン、プレステ・・・・・・と自分の成長とともに常にゲーム機の進化を身をもって感じてきた世代の人間としては今回のイベントは非常に魅力的。

今回のイベントはゲーム機の黎明期の頃から1980年代初頭の頃までの歴史に残るゲーム機筐体や資料が多数展示されているとの事。
しかも、一部は貴重な実機展示もあり、実際に遊べるとの事。これはすごいですね。

会場は高松のシンボルタワー内の4階、5階。


入口付近のガラス壁の写真。この中が会場です。

入り口からイベント会場の方を撮影。各コーナーがブースで仕切られています。ちなみに会場は動画撮影は禁止ですが、静止画撮影は可との事です。
(とはいっても、あまり写真を公開しすぎてもマナー違反だと思うので今回は印象に残った幾つかの機種の写真のみを公開させて頂きます。)

オデッセイ


ショーケースの中に何気なく展示されていたマグナボックス社の”オデッセイ”を発見。世界初の家庭用据え置き型ゲーム機ですよ、コレ。1972年発売。この頃のゲーム機にはまだCPUが搭載されておらず、画面に表示されるのはコントローラで動かせる光の点のみ。当然ゲームの背景等表示されないので、付属の半透明のシールをテレビに貼って、それをゲームの舞台にするというアナログ感満載のゲーム機です。ネットで動画は見たことはありましたが、実物を見るのは今回が初めてです。

[Youtube資料動画]

コンピュータースペース


お次は、世界初の商業用アーケードゲームである”コンピュータースペース”。1971年。
筐体が芸術的なセクシーなデザインで素晴らしいです。残念ながら実機は土・日以外は通電してないようで電源が入った様子は見られませんでしたが、すぐ横にエミュレータ機がありそれで遊ぶことが出来ます。これも実機を見るのは初めてです。販売台数もそれほど多くなく世界的に非常に貴重な筐体でしょう。当時はまだ十字ボタンやジョイスティック等は存在しておらず、独特のボタン操作によるキャラクターの移動は激ムズです。

[Youtube資料動画]

テニス・フォー・ツー


続いて、”テニス・フォー・ツー”。1958年。これは実機ではなく再現機です。諸説ありますが、歴史上世界初のテレビゲームとされていて、比較的有名なゲームです。
オシロスコープで表示された画面上でボールを打ち合います。これが滑らかに動いてそこそこ遊べます。
自分がこの写真を撮る前に、小学生くらいの子がしばらく遊んでいました。最近の子供は目が肥えていて、昔の貧弱なゲームには見向きもしないんじゃないかと思ってましたが、そうでもないようです。やっぱり、子供はゲーム好きなんですね。

[Youtube資料動画]

大ヒット機種も


お次は、”ポン(PONG)”。1972年。これは有名ですね。2人で左右に配置されているラケットを上下に動かし、ボールを打ち返し合うゲームです。世界各国でヒットし、いろんな亜種のゲームが開発され、長く遊ばれてきたゲームです。”ブロック崩し”のゲームの原点でもあります。


そして、ゲーム史を語る上で絶対に外すことのできない”スペースインベーダー”です。日本で最初のCPUを搭載したアーケードゲームです。
これは説明不要でしょう。1978年頃社会現象にもなったゲームです。このゲームがあまりにもヒットしたため、市場で100円玉が不足し急遽増産されたというのは有名な話です。裏技なども多数発見され、更に人気を博していました。


スペースインベーダー開発時の資料。開発者の西角さんの手書きの資料です。キャラクターデザインやプログラムのフローチャート等、興味がそそられます。

その他、パックマンドンキーコングクレイジークライマーディグダグ等の比較的最近(といっても、30年以上前ですがw)のゲームも展示されていましたが、今でもメジャーなゲームなので今回は紹介を割愛させて頂きます。

近隣の方は、是非 会場に出向きゲームの歴史に触れてみることをお勧めします。
ゲーム好きの人はもちろん、そうでない方も技術の進歩を感じて頂ければ面白いかと思います。
個人的にはとても満足でした。


会場では資料満載の限定パンフレットが販売されています。(税込1000円)
もちろん私Nokitは購入。一緒に行った友人も購入していました。

他県では、このイベントの”ステージ2”も開催されているようです。
香川県でも開催されることを期待しています~。

Author: Naokit

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