落下による破損
先日、定期的に行っている保有している各種ゲーム機のメンテナンスを行っている際にちょっとした事故が発生。
初代のニンテンドーDSを棚の上から落下させてしまいました。
落下時に角から落ちたので嫌な予感はしていたのですが、
案の定、ヒンジ部がポロっと折れて破損していました。キズや汚れの少ないかなり状態の良い個体だったため、しばらくの間ショックで落ち込んでしまいました。
ちなみに、電源は問題なく入り動作も問題ないので、他の部分に不具合は無いようです。
ニコイチで修理
って事で、どうにか修復できないか考えていた所、ちょうど家に上画面液晶にドット掛けの不具合がある別個体の同色(シルバー)のジャンクDSを発見。
幸いコイツのヒンジ部分に問題はないので、この個体をドナーにして修理の基本である”ニコイチ”で修理をしてみる事にしましょう。
DSをそれぞれ分解
とは、言ったもののDSの分解はかなり骨が折れる作業です。
過去に分解作業は何度か行った事があるのですが、上下2画面構成というDSの特性から作業工程がどうしても多くなり、特にヒンジ部分の分解も難易度が高いので個人的にはあまりやりたくない作業です。
↓※DSの分解にはY字の特殊ドライバーが必要です
更に今回は2台分解が必要なので、数時間連続で作業に集中していたため、うっかり途中工程の写真を撮り忘れてしまい↑の2枚の写真しか撮影できていませんでした。すみませんw
って事で、どうにかドナーのDSから交換用のガワ部品を抜き出し、
その部品を使い、各種基板を乗せ換えていきました。
ちなみに破損した方のDSのヒンジ部はこんな感じに2か所が折れてました。プラリペアみたいな強力な接着剤使うと再利用できるんですかねぇ。まぁ、でも負担のかかるヒンジ部なのでちょっと難しいかな。
どうにか修理完了
数時間の格闘の末、各種部品を組み直しどうにか移植が完了しました。
一応説明すると、左側のドナーDSから右側のDSにガワを移植した感じですね。
上画面を取り外した方の下画面のみのDSは、いずれ昔にちょっと流行ったゲームボーイアドバンス専用機に改造してみても良いかも知れませんね。
しばらく動作テストしましたが、画面表示やタッチパネル操作、音声出力等も特に問題ありませんでした。
無事修理完了ですね。今後は落下させないよう大事に使って行きたいと思います。
って事で、今回はここまで。では、また。