塗装済みファミコン
我が家にはAV改造やUSB電源化した後、スプレーでホワイトニング塗装したファミコンが何台かあります。
スプレー塗装すると見違えるほどキレイになるのですが、
塗装の関係上、電源スイッチやリセットボタン上にある注意書きシールは剥がしてあります。
ここに本来貼ってあったシールは丁寧に剥がしても、端が折れたり粘着力が落ちたりしてなかなか再利用が難しいのが現状です。
そのため、我が家にはホワイトニング塗装後、シールが貼られていないファミコンが何台かあります。シールが無いと何だか少し寂しいですよね。
(↑参考画像。本来ファミコンにはこのような透明シールが貼られています。)
シールを自作出来ないか?
さて、このシールですが、レイアウト自体は簡単な文字と図形だけで構成されており、自分でも似たようなものは作成できそうですよね。
当初はエクセルのオートシェイプやテキストボックスを使って作成を試みていたのですが、
ネット上で検索してみた所、
まず分解
http://mazu-bunkai.com/bunkai-wp/diy/4353/
上記の、”まず分解”様のサイトで作成・公開されているニンテンドークラシックミニ用の画像データがありましたので今回はこれを利用させて頂くことにしました。
(画像データはwebp形式で公開されている様ですので必要に応じて任意の形式へ変換しましょう。)
”まず分解”様ありがとうございました。
Print Albumで自由にレイアウト
さて、画像が手に入ったので今度は印刷するソフトです。これは好みで良いと思いますが、今回は
Print Album(フリーソフト:寄付歓迎)
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/printalbum/
上記のソフトを使用させて頂きます。
このソフトでは、
一枚の用紙上に複数の画像を取り込み、
各画像を自由にレイアウト・サイズ指定して印刷できる非常に優れモノなソフトです。
先ほどダウンロードさせて頂いたデータをオリジナルのサイズへ編集・加工していきましょう。
参考:ファミコンのラベルサイズ(Naokit調べ:括弧内数値は印字部分サイズ)
電源スイッチ用
縦 3.6cm(3.2cm)
横 2.4cm(2.2cm)
リセットボタン用
縦 3.6cm(3.2cm)
横 2.4cm(2.2cm)
拡張端子用
縦 1cm (8mm)
横 3.7cm (3.5cm)
透明ラベルシールに印刷!
ラベルシールはエレコムのものを購入。はがきサイズの高光沢透明タイプです。
ちなみにこのシールは顔料系インクには対応していませんので注意。プリンターのインクの種類は必ず確認しておきましょう。
はい。キレイに印刷出来ました~。
はがき一枚サイズで5台分のシールが印字出来ました。(拡張端子用シールは3台分)
オリジナルとの比較
ここでオリジナルラベルとの比較。
オリジナルに比べて、やや矢印サイズが大きい気がしますが、まずまずの再現度です。
細かいところでは”そ”、”た”等のフォントデザインが微妙に違います。まぁ、この辺はマニアでないとまず気付かないでしょう。
拡張端子部は、”だ”のフォントデザイン以外はかなりの再現度ですね。素晴らしい。
ファミコンに貼っていく
では、お楽しみのカット&ペーストです。切り取り線に沿ってハサミ等で丁寧に切っていきましょう。
後は、指紋がシールに移らないようにピンセット等を使用してファミコンにゆっくりと真っ直ぐ貼っていきます。
電源・リセットスイッチを貼り終えました。うーん、いい感じ。
拡張端子部もバッチリキレイに貼れました。
(↑画像はクリックで拡大します。)
”未塗装オリジナルファミコン”と”塗装済みラベルシール貼換済ファミコン”を並べて撮影してみました。
オリジナルと並べても、意識してみないとまず分からないクオリティかと思います。
満足度は高い
今回のラベルシール作成は人によってはたかがシールと思われるかも知れませんが、自分のようなファミコン好きな人種にとってはこの様な細かいディテールに拘る事でより愛着も湧きますし、シールが無かった時の物足りなさも解消され満足度は向上しました。
(↑この後、他のホワイトニング塗装済みファミコンにもラベルシールを貼ってみました。)
これらのファミコンは今後も大事にしていこうと思います。
今回はここまで。では、また。