デザイン定規でお手軽に幾何学模様を描いてみた

Amazonで購入

Amazonで懐かしいものを発見したので購入。購入価格は250円程。

その名も”デザイン定規”です。子どもの頃遊んだ方も多いかも知れません。

開封してみる

中に入っているものはこれだけ。両端に目盛りがついてあるので普通の20cm定規としても使えます。

定規には内側にギアの切れ込みがある穴が2つ装備(大・小)されています。

左右の各所には簡単な図形を描くための型もありますね。

同梱されている歯車は大・中・小の3種類。それぞれの歯車には小さな穴が螺旋状に空いています。

後述しますが、この歯車と穴の位置によって様々な幾何学模様を描くことが出来ます。

デザイン定規って?

ご存じの方も多いとは思いますが、一応説明。

この定規は別名”スピログラフ定規”とも呼ばれるもので、先述した3種類の歯車と2種類の穴を自由に組み合わせて、好きな穴にペンの先を差込んで回転させることにより様々な幾何学模様を描くことが出来るというものです。

PCのプログラミング等が詳しい方は、Basic等で様々な変数を入力することによって、このスピログラフと似たような幾何学模様を描くプログラムを実行して遊んだ事があるかも知れませんね。

模様を描いてみる

では、早速模様を描いてみましょう。

今回はこの穴に、一番小さな黄色い歯車を組み合わせて描いていきます。(ペン先を入れる歯車内の螺旋状の穴は一番外側の穴を選択しました。)

この状態で、ぐるぐる歯車を穴の外周に合わせてドンドン回転させていくと。。。。。。。

はい、みるみる模様が描かれていきます。今回は最終的にこのような模様が描けました!

おー、これはなかなか面白い。

その後、いろいろな組み合わせでたくさんの幾何学模様を描いてみました。

やはり、幾何学模様って美しいですねぇ。どんどん描いてみたくなります。

こういう風に複数の幾何学模様同士を組み合わせて模様を描いても面白いですね。

子どもにプレゼントしてあげれば喜ぶかも

この手の玩具は昔からありますが、やはり昔から販売され続けているという事はそれだけ面白い魅力があるからだと思います。

この玩具は数学的には、トコロイド曲線(円をある曲線にそって転がした時(今回の場合、曲線は円)に、その円の内部又は外部の定点が描く曲線)を描いているのですが、そういう難しい事は分からなくてもキレイな模様が描けるのはとても楽しいです。

出来た模様を単純に「綺麗~」と眺めるだけでも良いのですが、”この歯車と、この穴の組み合わせだと、一体どんな模様になるんだろう”という子どもの純粋な好奇心を強く掻き立ててくれる面白い玩具だと思います。

実際自分も、子どもの頃は飽きるまで何時間も模様を描き続けていましたし、模様が描かれる途中の過程もとても不思議で興味を持ったものです。

お子様の知育玩具としておすすめですよ。

 

追記:

↓Web上でこのスピログラフ定規をシミュレートしたサイトを発見しました。

https://nathanfriend.io/inspiral-web/

PCでお手軽に幾何学模様が描けるので面白いですよ。興味のある方はお試しください。

(スマートフォンで閲覧した場合は上記サイトのスマホアイコンからのアプリ版のダウンロードサイトへリンクされるようです。)

 

Author: Naokit

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