以前は失敗した企画・・・
以前このブログで、懐かしのMOドライブを”Windows10”で使用しようと試みましたが、SCSI変換ケーブルのドライバが入手できず失敗したという記事を書きましたが、その後進展があったので報告。
↓詳細は以下の記事をどうぞ
押し入れから変換アダプタを発見
押し入れから、SCSI-USB変換アダプタを発見しました。自分でもいつ・どこで手に入れたか全く記憶がないのですが、10年程前にPC関連の色々な変換アダプタをハードオフのジャンク箱で買い漁っていた時期がありそういう時に買ったか、友人から譲り受けたものだと思われます。
製品型番はUSB2-SC2。アイオー・データの2003年頃発売の商品のようです。
ネットで情報を調べてみると、なんとWindows10(64bit)での動作実績もあるようなので、このアダプタが故障していなければワンチャンありそうです!
詳しく見てみる
軽く詳細を見ていきましょう。
側面部はハーフピッチ50ピンのSCSIコネクタ。
SCSI機器は端子の規格が複数あり複雑ですが、後期のSCSI製品はほぼこの形状でしたかね。
もう片方の側面部はUSBのタイプBコネクタ。プリンタのUSB端子等でおなじみですよね。他に動作状態を知らせるLEDランプがついています。
この端子に家で余っていた普通のUSB A-Bケーブルを用意して繋げると変換アダプタケーブル完成です。
ちなみに前回Windows10でドライバが存在せず使用できなかった変換ケーブルはこちら。
このケーブルの代用で今回の変換アダプタケーブルを使用します。
MOドライブに取り付けてみる
ではMOドライブに先ほどのケーブルを取り付けていきましょう。
背面のこのSCS端子に
先ほどの変換ケーブルを取り付けます。上のもう一つの空き端子には今回は他のSCSI機器を繋ぐことは無いので念のためにターミネータ(終端抵抗)を取り付けています。
Windows10のPCに繋いでみる
先ほどの変換ケーブルをWindows10のPCに取り付けると、程なくしてMOドライブがリムーバブルディスクとして認識されました。ドライバ不要で認識されるのはありがたい。
20年程前に使用していたMOディスクを準備します。果たして無事読めるかどうか・・・・
やりましたー!。ドライブ部分の故障も無く無事にMO内のデータが表示されました。
今気づきましたが、デジカメを”degicame”とスペルミスしているのはご愛敬w(正しくはdigicame)
これで当時のバックアップデータを読み出して別メディアにコピーできるようになりました。いやー、良かった良かった。
追記:
ちなみにこの変換アダプタ今はプレミアム化していて中古で2万円以上で取引されている場合もあるようですね。(記事執筆時の相場)
やはり、この手の消えゆくインターフェース製品は後でどんどん貴重になっていくので不要になっても一応大事に保管しておく方が良いかもしれませんね。
って事で、今回はここまで。ではまた。