あの有名レトロゲーム機を発掘! – ドンキーコング –

一期一会

先日、出社時間を勘違いしていてかなり早め(数時間前)に職場についてしまったのですが、時間を持て余したので出社前に職場近くのハードオフに行ってみました。

出社前という事もあり、何の期待もせずにふらっと寄って時間を潰していたのですが、そろそろ帰ろうかなとした時にかなりなレアものに遭遇しました。

なんだか分かるでしょうか? 30代後半から40代の人ならピーンと来るかもしれません。

そうです、ゲーム&ウォッチです。ファミコン登場以前の今から40年近く前の1980年代前半の頃、巷でゲームもできる時計という名目で任天堂が世に送り出した大ヒット携帯ゲーム機です。

 

以前にも話題にしていた

実は以前にもこのブログ記事でゲーム&ウォッチは記事にした事があります。

↓その時の記事

懐かしのゲームウォッチをシミュレート – Pica Pic –

私、Naokitも当時は”マンホール”というゲーム&ウォッチを所持していましたが紛失してしまっていました。

今回手に入れたのは2画面構成のゲームウォッチの中でも知名度が非常に高く、人気も抜群のドンキーコングです。

電池蓋欠品・液晶黒ずみアリとのコメント付きですが、それを差し引いても1080円はかなり安いと思います。ちなみに程度の悪い動作品でも8000円前後、比較的程度の良い物なら2万円越えのものも珍しくありません。

とりあえず慌てて購入しました。動作チェックをしたいところですが、電池も手元に無く、この後に仕事が控えているため動作チェックは仕事後、家に帰ってから行う事にしました。


帰宅後、外観・動作チェック

さて、家に帰って開封して動作チェックです。ボタン電池(LR44)は帰りに購入しました。

上部外装。表面に細かい傷が無数にあります。お世辞にもキレイとは言えませんが、40年近く前の商品ですからこれぐらいは十分想定内です。

裏部。撮影がちょっと暗くなりましたが、まぁまぁの汚れ・キズありです。コメント通り電池蓋は欠品です。

本体を開いてみました。内部のボタン類は思ったよりキレイです。

ちなみに今ではおなじみになっている十字キーはこのゲーム機が初採用だったようです。まさに任天堂の大発明でしょう。(当時はジョイスティックが主流の時代です)

DSのご先祖と言われるこのデザインも素晴らしいですね。

下部の液晶。反射型液晶なので撮影が難しく、ちょっと見にくいですが、そんなに問題はありません。

上部の液晶。こちらも写真が見づらいですが、画面上部に液晶の黒ずみがあります。プライスのジャンク理由のコメントが指していたのはこれの事でしょう。あと液晶と表面のフィルムの間に多少の気泡が入っている感じがします。

 

裏にボタン電池をビニールテープで仮止めして電源を入れてみました。

一応、キャラパターン液晶は全部表示されているので無事生きているようです。

ボタンをチェックするためにしばらくゲームを遊んでみましたが動作自体は問題ないです。しかし、上画面の液晶の黒ずみが多少気にはなります。

調べてみると、どうやらこの液晶の黒ずみはゲーム&ウォッチの持病のようです。

純正部品の調達はほぼ無理

原因は液晶パネルの下にある、銀色の反射板が経年劣化により変色し、黒ずんだようなシミが出来てしまうようです。

と、なれば修理したいところですが、すでに交換用の部品は手に入らないらしく、金属シートや偏光シートを使って自作品で代用するしかないようです。しかも代用品の反射板ではオリジナルより画面が暗くなってしまうようです。

今の所、多少上部は見にくいものの、ゲームに支障はほとんどなく一応普通に遊べますので、今回はこの修理は保留にしたいと思います。

貴重な個体なので、いずれ何かの機会で部品が手に入ったら直してみようと思います。

また、電池蓋の方は機会を見て自作してみたいと思います。ネット上では洗濯ばさみで代用する方法や、オリジナルの電池蓋から型を取り硬化プラスチックで複製したり、本格的に3Dプリンタで作成する等いろいろな方法が紹介されていました。

”ゲームウォッチあるある”ですが、やはり皆 蓋を紛失してしまう方が多いんですねぇ(笑)。

と、いった所で今回はここまで。

↓後日、液晶を直してみました。

ゲームウォッチの液晶の反射板&偏光板を交換してみた

 

追記

ちなみに今回数回プレイしてみたのですが、最高点は

285点でした。昔は300点以上軽くいけた気がしますが。

また、時々遊んでみたいと思います。

Author: Naokit

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